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田中雄二の「映画の王様」

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「午後のロードショー」『アパルーサの決闘』

2022-05-16 06:30:10 | ブラウン管の映画館

『アパルーサの決闘』(08)(2009.3.21.)

 

 「西部劇研究会」に出席。今回はロバート・B・パーカーの西部劇小説『アパルーサの決闘』をエド・ハリスが監督・主演した『Appaloosa』の輸入版DVDを観賞。

 牧場主ブラッグ(ジェレミー・アイアンズ)の横暴に悩むアパルーサの町は、秩序を取り戻すためにすご腕のガンマンのコール(ハリス)とヒッチ(ビゴ・モーテンセン)を雇うが…。

 パーカーの原作は、保安官、友情、悪党、撃ち合い、インディアン、町、酒場などなど、西部劇的要素満載の面白さで、続編の『レゾリューションの対決』まで読んでしまった。

 映画の方は、最近はやりの弾丸のアップやスローモーションもなく、全体的にはオーソドックスで真面目に撮っている印象を受けたが、ハッチと恋仲になるアリソンを演じたレニー・ゼルウィガーが、原作のイメージよりもかわいい感じでちょっと違和感あり。相棒役のモーテンセンがなかなかの好演を見せる。未公開になるほど悪い出来とは思わなかったが、西部劇というだけでダメなのだろうか。


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