台風が接近する気象条件の下、8月31日(水)~9月2日(金)までの3日間、福井県の九頭竜川に仲間3人と先日の安曇川(朽木)でのミニ鮎に悩まされたストレスを解消すべく出かけて来ました。
宿は移動式の別荘(テント)に泊まり込みます。
上流部に近い北島橋の橋の下に2棟設置。
毎日3食の具材の調達、献立や調理の準備は仲間が支度をしてくれるので楽チンです(苦笑)
(橋下に設置の別荘・・・テント)
トイレは近くのコンビニ、風呂は地元民のために建てられたミニ銭湯が車で数分の所にあります。
地元民は200円で入浴できます。
もちろん別荘がありますので、同じく200円です(笑)
初日
天気は晴れたり、曇ったりで平常水位、濁りなし。
北島橋の下流に入ります。
(北島橋の下流)
オトリと年券を購入し対岸の中州に渡るのですが、渡切るには途中に腰近くの瀬が難所で、押しが強く流される危険を伴います。
仲間に引き舟を持ってもらい、急流にさしかかる際は万一を考慮し、手をつないで上流に仲間が入り、少しでも流れの抵抗を少なくして、やっとこさ中州にたどりり着きます(苦笑)
行きは良い良い、帰りはもっと恐いです。
同じように、手助けしてもらいながら戻ります(悲)
竿は素ガケの8.1mで超大物仕立てです。
道糸はフロロの0.4号、針は7.5号~8号の3本イカリ。
仲間や地元の釣り人さんは、金属の0.2号やPEの0.4号で、9号のチラシの仕掛けです。
(中州近くの瀬)
浅い瀬で掛かる鮎は小さいです。
腰近くまで入り、瀬を狙って午前中5匹。
午後から少し下流で10匹。
仲間は地元の釣り人の如く、立ち込んで大物狙いです。
勿論、九頭竜返しはOKです。
泳ぎには自信はありますが、とても真似できません。
今年も2人の死者が出ています。
(仲間の釣った24cm前後の大物鮎)
夕方は早めに切り上げ食事の準備。
本日の夕食は、3人でテーブルを囲んでのすき焼きです。
とあるページで知り合った九頭竜激流隊の「じゅうぎょさん」に、来ていることを連絡。
昼間に連絡しましたが、お互い行き違いがあり伝言できず。
釣果
15匹(16cm~21cm)
2日目
同じく、北島橋の下流に入る。
天気は曇り、水位は変わらず濁りなし。
中州に渡るには、またまた仲間の手助けが必要です(涙)
(北島橋下流の瀬)
午前中10匹とオマケ1匹(27cm)
このオマケ(ウグイ)君、掛かった後、無茶苦茶に引っ張り倒すので、てっきり「超大物」の鮎と思い、取り込むまで慎重に時間をかけて、やっとタモに収まった時はガッカリ、ガックリでした(苦笑)
(ウグイ・・・鮎だったら良いのになぁ~)
まさかのまさかで、ウグイとは思いません。
近くの釣り人さん達も注目の的で、大勢が見守って下さったのに・・・
こちらも落胆、近くの皆さんも期待に添えず落胆(涙)
(仲間の釣った平均サイズの鮎)・・・九頭竜返しで獲る素タモ)
昼食に別荘に戻ると「じゅうぎょさん」が釣り姿で来られています。
挨拶を済ませ、食事をしながら今年の九頭竜川の鮎の生育や、仕掛けや、大物鮎の釣れるポイントを教えてもらう。
昨年と同様に今年もお世話になりました。
「昨年よりも悪い」とのこと。
美山川と同じく、大増水した際に鮎が流されたと模様。
午後から下流の高圧線下に仲間と2人で入る。
(高圧線下で釣る仲間と早い目に切り上げた仲間)
↑
この近くまで入りましたが、押しが強くて・・・(汗)
若い仲間は「じゅうぎょさん」と一緒に大物鮎を狙いに上流部の荒瀬に。
釣り方やポイントを教えてもらったり、立ち込みや首まで浸かっての泳ぎ方や、川底の様子や戻り方等を現地で伝授してもらう。
その甲斐あって、24cmクラス2匹混じりに良型をゲット。
こちらは20cm前後4匹。
本日の夕食は、しゃぶしゃぶ。
(写りが悪いですが24cmの大物)
釣果
14匹(17cm~20cm前後)
3日目
朝から台風の影響か?風が吹く。
朝食を済ませ、早速別荘の撤収と荷物の整理。
午前10時頃から風も収まり、雨の降る気配がないので再度下流の高圧線下に仲間と2人で入る。
(高圧線下で釣る3日目の仲間)
台風前の気象条件下でも、たくさんの釣り人がおられます。
午後1時まで2匹で、なんとか両目が開きました。
仲間は、立ち込んで24cmクラスを含み8匹。
(仲間がゲットした暴れる大物鮎)
この24cmクラスの大物は、傍で見ていましたが、引き抜くまでに手間を掛けました。
流れに乗るので、引きは相当な物です。
やはり20cm以上のクラスになると、海産鮎特有の強い引きが楽しめます。
昼前に、またまた「じゅうぎょさん」が様子を見に、昨日に引き続きわざわざ現地に立ち寄ってもらいました。
九頭竜川がホームグランドの若い仲間は、いろいろと教えてもらって大変喜んでいました。
若い仲間は、前日「じゅうぎょさん」に教えてもらった同じ場所を狙う。
ここで良型を7匹ぐらい。
最終日も24cmクラスが混じっていました。
ハリス切れやバラシが3人ともありましたが、楽しい思い出の残る九頭竜川釣行でした。
釣果
2匹(18cm~20cm)
昼食に立ち寄った福井市内は、午後2時ごろから雨が降り始める。
早い目に止めて正解。
9月1日から下流部で、15日から中流部で素ガケが始まります。
しかし広範囲のオトリ専用区が3か所あり、遅くまで友釣りが楽しめるでしょう。