今年、美山川でデビューした還暦の新人から「一度、由良川の落ち鮎釣りに連れてって~」との連絡。
聞けば、美山川の友釣りが済んでから、九頭竜川や四国の吉野川に泊まりで釣行したが、釣果がイマイチとのこと。
特に最後に遠征した吉野川での3日間はボーの連続だったので、少しでも鮎の引きの感覚を残してシーズンを終わりたいとの希望。
ということで、亀岡の「道の駅」で落ち合い一緒に由良川に出かける。
午後2時過ぎ早めに到着。
「おおえみかわはし」の橋上から見ると、数人の釣り人が居られる。
天気は晴れ、減水しています。
前回被っていた中州が顔を出しています。
(地元の釣り人)
川面には落ち鮎の小さな群れがジャンプしています。
しかし誰も竿は曲がっていません。
前回良く釣れた(掛かった)場所に入ることに。
仲間は、初めての落ち鮎釣りなので、仕掛けはすべてこちらで準備。
暫くマンツーマンの指導です。
地元の釣り人も夕方の地合い狙いで数人来られます。
(地元の釣り人)
しかし、皆さん掛かりません(苦笑)
「減水したためか?」「もう鮎が居ないのか?」「深場に入って出てこないのか?」・・・時々しか掛かりません。
それもビリのメスが多いです。
メスが掛かり始めると、終盤の兆候です(苦笑)
諦めた皆さん、暗くなる前に引き上げです。
「数日前までは、良く掛かったのになぁ~」とおっしゃっていましたが・・・。
前回の入れ掛かり状態は全くなく単発です(悲)
オスが混じりますが小型です。
(ビリの痩せたオス)
仲間は、お土産分が獲れて、また引きを堪能し喜んでくれましたので、少しは安堵しました。
暗い中の釣りは、慣れないと危険を伴うので早い目に切り上げです。
(還暦越えの新人)
連日の網入れやコロガシで、徐々に落ち鮎は少なくなり、また大きいのは居なくなります。
一雨あれば・・・溜まる場所が分かれば・・・まだ落ち鮎釣りも楽しめると思いますが、5月21日の和歌山の日高川から始った約半年に及んだ鮎釣りは、今回をもって終わります。
(夕陽が落ちる前の由良川)
鮎の道具は、暫く小屋の奥で冬眠で~す。
入れ替わり海の道具の出番で~す(笑)
そんなんで~す。
年中釣りなんで~す。
これからも身体が動く限りは釣りが出来る喜びと、出会いと、釣りの楽しみを求めて・・・日本海に、瀬戸内海に、太平洋に出かけま~す(爆)
仕掛け
竿6m、道糸4号、ハリス3号、オモリ6号 ハリ蝶針10号
釣果
40匹位(14cm~20cm)・・・仲間に半分差し上げ