京都市内で「お盆」といえば、五山の送り火、美山では毎年8月15日に行われる「鮎まつり」と夜の花火でしょうか。
(美山の花火)
私ごとですが・・・
その日(15日)に最近まで(8月初め)体調の良い日に、一人でひょっこり美山に来て、泊りで鮎釣りを楽しんでいた仲間の浜ちゃん(仮名63年)が、突然病状の悪化であの世から迎えが・・・(涙)
病状の悪化を覚悟して、虫の知らせか?たまたま大勢(8名)が泊まっていた日に「黄門さん、今日泊めてや」・・・「田歌のスイバで5匹釣ったで~」・・・・といつもより元気も覇気もない声。
翌日はスタンド前付近で仲間と釣って「帰ったら今度、日高川に行くわ」・・・と言い残して・・・。
心配が現実となり・・・無理して仲間の皆に会いに来た感じがします。
(浜ちゃんに送る花火)
そんなこんなの忙しいお盆でした。
8月18日(土)は唐戸渓谷での網入れでした。
数日前から、鮎の溜まっている目ぼしい淵付近で、場所取りと場所確保を兼ねて、貼り付けの釣りです(苦笑)
たくさん釣ると網入れの鮎が少なくなるので、ツ抜け目標にのんべんだらりと楽しんでいました。
しかし、この唐戸渓谷は登り降りの傾斜が急で、一歩間違えれば危険を伴います。
○○爺さんが解禁1ヶ月過ぎに・・・ここで足を滑らし・・・右足首骨折されました。
回復が順調で、今では歩行訓練のリハリビの最中です。
話がそれましたが・・・
この急斜面の狭い道を網や、引っ掛けの道具や、活かし缶や、食料や、曳き舟やクーラー他を何回かに分けて搬送します。
登り降りだけでもクタクタです(汗)
網で囲んで獲るのですが、引っ掛けは下手で出来ませんので、もっぱら「鵜」になりきり、シュノーケルをつけて網に掛かった鮎を潜って外す役目です。
鮎が網の目に頭を突っ込むと、息が出来なくなり窒息して死にます。
そうすると、直ぐに変色して食べても不味くなるので、早く外して塩水と氷が入ったクーラーの中に入れて保存します。
活かし缶に入っている、皆が獲った元気な鮎と、そうでない鮎の分別も大切な仕事です。
久し振りにウェットツーツを着て、シュノーケルで潜ったので(浅場ですが・・・)未だに首が痛いです(苦笑)
午後3時前終了。
素人が獲ったので、たくさんの鮎が逃げたと思います。
それでも、捕獲した鮎は、良型混じりの約400匹。
(お土産用の鮎)
約半数近くは、日当分のため売却(笑)
残りは、全員のお土産として分配です。
昨年と網入れの場所が違いますが、同じくらい今年も獲れました。
しかし、網入れは疲れます。
(使った刺し網他)
早速、明後日から九頭竜川遠征の話がありましたが、暫く休んでから・・・。
美山川の専用区にも、良型が掛かるので行きたいなぁ~(笑)
最終は11月1日解禁(素ガケ)の由良川です。
11月の中頃まで落ち鮎を楽しみます。
まだまだ長~い鮎のシーズンですし、これからが後半と終盤の始まりです(爆)