硝子戸の外へ。

優しい世界になるようにと、のんびり書き綴っています。

「進撃の巨人」を観てみたら。

2013-12-03 17:32:35 | 日記
職場のマンガ好きの青年がワンピースに続き面白いと云っていた「進撃の巨人。」 本屋さんに行っても平積みにされて目を引く存在である。

今年のオリコンランキングでも青年たちの言った通り、「ワンピース」に続き「進撃の巨人」が後に続いていてビックリ。

アニメにもなっており、すでにレンタルも開始されていると云うので一巻を借りて観てみました。

斬新な設定と、個性的ではあるけれど親近感をもたせる登場人物が吐き出す言葉は刺激的。

でも、何だか僕は駄目です。次を観たいという意欲がわきません。刺激が強すぎるからでしょうか。

そう考えると、青年たちが「おもしろい」と思う理由は、おそらく刺激が強いという部分なのでしょうか。

それは作者の気持ちが作品から漏れ出していて、それを共感出来る人が多いという事でしょうか。

これは、エヴァンゲリオンと同じような感じがします。

そして、青年たちが「おもしろい」と言う理由に、もう一つ理由があるように思います。それは彼らの読み方。

僕もマンガが好きなのでたまに読むけれど、マンガの話題で彼らと話す時、彼らはその話題に対して言葉をもたない。

逆に「えー。そうなんですか。そうでしたっけ。」と言われる事があるので、ビックリしてしまうのです。

それが不思議でずっと考えていたのですが、どうやら、彼らにとってのマンガと言うのは「娯楽。消費の対象。」でしかないようなのです。読後感が残らないので瞬間の刺激を楽しめる事が出来るのかな想ったのです。

僕にとって「進撃の巨人」という作品は「捕食対象である人類」とか「巨人」とか「壁」が読み手によってなんであるかを考えて観てしまうので、とても心がくたびれてしまうのでした。