介護の仕事に就いてから、毎日、毎日、考えていた。何故、人は認知症になってしまうのだろうかと。
そして、現時点で想っている事を一石述べておこうと思います。
人に肉体は必ず老いてゆき、最終的には滅びます。これは逃れられない摂理です。
肉体がくたびれてゆく過程は個々によって異なります。
持って生まれたものが大きく左右すると云ってもいいでしょう。
でも、傾向としては長く生きれば生きるほど、身体よりも脳の方がその変化についていけなくなる傾向が多いように思います。
まれに身体も頭脳も丈夫なお年寄りがいるけれど、それは本当に選ばれた、ごく一部の人だけが受ける事の出来る恩寵であるように思うのです。
また、何か因果があるのではないかと思って、若いころの様子を聴きとってみたりするけれど、特定できない。
そう考えると、これは、長生きを望んだ人類が直面する人類の初の問題であるような気がします。
はたして科学はこの問題を解決する事が出来るのであろうか。
また、認知症の人が増加し、それを介護現場に任せきりにしようとするならば、今の体制では介護現場はいずれ放棄されるのではないかと危惧するのです。
そして、現時点で想っている事を一石述べておこうと思います。
人に肉体は必ず老いてゆき、最終的には滅びます。これは逃れられない摂理です。
肉体がくたびれてゆく過程は個々によって異なります。
持って生まれたものが大きく左右すると云ってもいいでしょう。
でも、傾向としては長く生きれば生きるほど、身体よりも脳の方がその変化についていけなくなる傾向が多いように思います。
まれに身体も頭脳も丈夫なお年寄りがいるけれど、それは本当に選ばれた、ごく一部の人だけが受ける事の出来る恩寵であるように思うのです。
また、何か因果があるのではないかと思って、若いころの様子を聴きとってみたりするけれど、特定できない。
そう考えると、これは、長生きを望んだ人類が直面する人類の初の問題であるような気がします。
はたして科学はこの問題を解決する事が出来るのであろうか。
また、認知症の人が増加し、それを介護現場に任せきりにしようとするならば、今の体制では介護現場はいずれ放棄されるのではないかと危惧するのです。