午後から大型書店でぶらぶらとする。僕の至福の時間でもある。実用書から雑誌、児童書まで一通り見て回り、興味のある本を棚から抜き出し目次と初めの文章を読む。これで頭の中がぎゅーんとなったら購入するのが僕の購入作法である。
いつものようにぶらぶらしていると、一冊の本に出くわす。タイトルは「崩壊する介護現場」中村淳彦氏著である。
なかなか刺激的なタイトルだなと思い、手にとってページを開いてみる。読みやすく同じ職種に身を置いているので、書かれている事も興味深い。
立ち読みなので、じっくりと言う訳にはいかないから、目次から、より興味深いページへジャンプして速読してみる。
それでも、頷けることが多い。あとがきの結びにも「同じ事を考えている人がいるのかぁ。」と唸ってしまう。
それでも、此処に居続ける為には、考え抜く事と考える事を放棄する事の二つしかないと僕は考える。
考え抜く事はかなりタフでなければ心身を病んでしまう。考える事を辞めれば、楽ではあるが自分を殺してしまう事になる。
見返りを求めない救済が愛なのだとすれば、やるべき事を淡々とこなすことしかない。
聖職者でもない者が、そんな事を出来るであろうか。いや、聖職者であってもそうそうできる事ではないように思う。
介護と言う職種はこれからどうなってゆくのか全く見えないが、それを必要としている人から「ありがとう」と言われる事が暗闇にさす一筋の光でありつづけているから、此処に踏みとどまっているように思う。
いつものようにぶらぶらしていると、一冊の本に出くわす。タイトルは「崩壊する介護現場」中村淳彦氏著である。
なかなか刺激的なタイトルだなと思い、手にとってページを開いてみる。読みやすく同じ職種に身を置いているので、書かれている事も興味深い。
立ち読みなので、じっくりと言う訳にはいかないから、目次から、より興味深いページへジャンプして速読してみる。
それでも、頷けることが多い。あとがきの結びにも「同じ事を考えている人がいるのかぁ。」と唸ってしまう。
それでも、此処に居続ける為には、考え抜く事と考える事を放棄する事の二つしかないと僕は考える。
考え抜く事はかなりタフでなければ心身を病んでしまう。考える事を辞めれば、楽ではあるが自分を殺してしまう事になる。
見返りを求めない救済が愛なのだとすれば、やるべき事を淡々とこなすことしかない。
聖職者でもない者が、そんな事を出来るであろうか。いや、聖職者であってもそうそうできる事ではないように思う。
介護と言う職種はこれからどうなってゆくのか全く見えないが、それを必要としている人から「ありがとう」と言われる事が暗闇にさす一筋の光でありつづけているから、此処に踏みとどまっているように思う。