硝子戸の外へ。

優しい世界になるようにと、のんびり書き綴っています。

憲法記念日。

2014-05-03 17:12:45 | 日記
新聞に目を通すと、集団的自衛権の解釈変更について様々な有識者がそれぞれの持論を述べていてホッとした。

なぜなら、これが解釈変更の声に偏り始めると今迄の価値観で国政を考える事は難しくなると思われるからです。

でも、不思議なのはなぜどこかの国で戦わなければならないのかである。戦わなければならない理由はあるかもしれない。でも、近年の戦闘で皆が幸せになったという話は届いてこないのはなぜであろう。

純粋に軍事介入により沢山の人々が幸福になっているのであれば、もっといいニュースが報道されてもいいはずであるのにいつまでたっても争いが絶えない。

どこの国でもどんな人種であっても肉親を理不尽な暴力によって奪われれば、怒りや恨みが残るであろう。赦しが無い限り断ち切れない負の連鎖が生じてしまう。

誰もが聖人でない以上、理不尽な暴力に身を投じれば、「見ず知らずの誰かに恨みを買う事」、「恨みを持ってしまう事」に繋がる。はたしてそれが幸福といえるだろうか。

しかし、ここまで経済が発展してしまっていると、経済と軍事行動が密接な関係である以上、無視する事はできないのも事実である。

また、再び大国同士がにらみ合いになっている現在において改憲はあらぬ火種を作ってしまう事になりかねない。

そう考えると大変難しい局面である。どうか、沢山の人々が平和に暮らせて行ける世が続いてゆくように舵取りをしてほしいと思う。