かわずの呟き

ヒキガエルになるかアマガエルなるか、それは定かでないが、日々思いついたことを、書きつけてみようと思う

またしても勘違い。

2017-03-26 | 気ままなる日々の記録

   数日前のことである。テレビでポルトガルについて放映していた。

   途中から観たので最初の紹介がどのようだったか分からないが、いつの間にか頭の中で、ポルトガルとブラジルを取り違えて観ていた。ヨーロッパの西の端にあるポルトガルと南米の大きな土地を有する新興国ブラジルがどうして入れ替わったのか、不思議でしかたがない。

  お国事情の紹介で、夫婦二人の年収が400万円、5LDKの家に住み週4日家政婦さんを雇っているという。豊かな国になったなあとその時は思ってしまった。

 食料品も日本と比較すると本当に信じられないほど安かった。

 驚いたのは教育費と社会保障の制度。教育費は18歳までは無料で医療も保険を掛けていれば安く一定額を払うのみ。こんな恵まれた制度はどこか北欧に似ていると思った。ここで、普通は気が付くはずだが、全然気が付かなくてすんなり全てのことを受け入れてしまった。

 ところが、次の日トイレの中で突然頭の中を前夜のテレビ番組がよぎった。あの番組はブラジルではなくポルトガルなんだと、

 どうしてこんな勘違いが起きたのか。一つだけ思い当たることがある。多分私の中にブラジルはポルトガル語を話す南米唯一の国というイメージが強かったからではないかと思っている。(E)

       

                                                             スノーランド       


テレビを見ていて驚いた。

2017-03-26 | 気ままなる日々の記録

 今日は日曜日、朝、8時半ごろまで寝て、テレビを見ていた。チャンネルはNHK名古屋さん。番組のタイトルは不明だが、路傍の雑草を取って食べられる草かどうかを、大学の先生にお聞きしながら採集を勧めるものだった。

 それにしては「春の七草」と云う言葉も「七草粥」と云う言葉もでなかった。

 そのうち、竹藪に入ってタケノコを掘り出した。路傍の草を摘んだのと同じ感覚でテレビカメラは廻っていた。

 確かにプロジューサーの意識も路傍の草とタケノコは同じように思っていたのだろう。

 しかし、竹藪の方には明らかに持ち主があり、タケノコもその藪の持ち主の物で無断でタケノコを掘り出していいわけがない。タケノコが美味しいのはモウソウと呼ばれる竹の新芽で「真竹」と呼ばれる竹の新芽は美味しくない。放映されたテレビの通りとすればNHK名古屋の撮影クルーは明らかに「タケノコ泥棒」をしたわけで。藪の所有者にしてみれば許せるはなしではない。

 ここまでくると、プロジューサーの資質の問題で、八百屋で高値で売られているタケノコを黙って掘り出して良い訳は無い。

 というセンスが働かなかったかと、問いたい。少し季節がずれたとはいえ「春の七草」と云う言葉も「七草粥」と云う言葉も出なかった。我が国の「伝統文化」を注目し、これを大切にするという感性のない人に、

公共放送の製作をお任せしたくない。というのは、僕のかってな思い込みだろうか?(T)