今日は日曜日で、リハビリもお風呂もない。
正に毎日が日曜日の毎日だけれどま、やはり、
本当の日曜日はうれしい。朝から今日は「本を読むぞ!」とか。「館内散歩に出るぞ」などと計画をたて、わくわくして行動に移す。
そして、今日の場合は「本を読むぞー」であった。
お目当ての本は新潮選書の大河内直彦著「地球の履歴書」であった。アマゾンで昨年買ったほんである。インターネット通販で買う場合は、いわゆる「立ち読み」ができないので、慎重になる。「地球の生い立ち」でも「地球誕生」でも買わなかったろう。履歴書と云う名前が魅力的だった。
履歴書は自分で書くものである。「生い立ち」となると、第三者が少し飾り立てて書いたものという気がする。
事実この本の内容は地球の中に自分の履歴を語るものが内包されているという視点で宇宙誕生と重ねて地球の履歴を紹介している。
背景にビッグ・バン理論があるわけだがそれに触れずに書いているところも面白い。
火山が噴出すマグマから、地球の内部の様子を調べ、岩の分析から、
地球の暦年変化を読み解こうとしているところも面白い。
温泉のアワの分析から地球の中心部の様子を推定しようとしているところも面白い。《ちょっとほめ過ぎかな?)
まだ三分の1残っているので、この拙文は此処で終わって続きをよむことにします。
(追記)この本の腰巻のキャッチフレーズに「かってこれほど美しい言葉で「地球史」を語った本があっただろうか?」とありますが、このフレーズは僕の好みではありません。やめてほしかったです。
(T)
散歩道で 満開の桜。