先週76歳の誕生日を迎えた。70歳過ぎてからはあっという間に1年が過ぎてしまうようで何とも複雑な気持ちになる。それでもことしは、例年より多くの方々に祝って戴いて、之はこれでとても嬉しい。
想定外は2歳違いの妹と主人からである。妹も主人も毎年祝ってくれるわけではない。三重に住む妹からは冷蔵でお赤飯がとどいた。南天の葉や黒ゴマ塩も添えて。感激したのは言うまでもない。他にもいろいろ入っていたが、柚子のジャムにはびっくりした。一般的な甘夏のママレードも手間がかかるが、それより小さい柚子で作ったとは、どんなにか時間が必要だったことだろう。
主人からのプレゼントは何と森永キャラメル3粒。最初は笑ってしまったが、これがどれほど意味が深いか、徐々に分かってきた。
数か月前私が低血糖に陥って、とても苦しんでいたことを、脳のどこかで記憶していてくれたに違いないと、思い始めたからだ。
次に自分から進んで売店へ買い物に行くと云うのも初めての経験。お金も持っていないはずなのにと不思議に思ってしまう。
ある日主人が引き出しを開けたら昔使っていた財布が出てきたという。その中に大金が入っていてそれを持ってかいに出かけたというのだ。財布が入っていることは知っていたが、大金が入っていたとは全く知らなかった。
トータルで10箱買ったと本人は言っていたが私は本気にしなかった。ところがその後キャラメル騒動がおき、思わぬところから10箱ー2箱=8箱が本当に出てきたのである。(E)
妹から届いたマーマレード