鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第32回】 現場に出て感じることの重要性

2011年02月01日 | 住宅コンサルタントとして
先週末は、土日共にクライアントのイベント現場に出て、
実際に接客をさせていただいたり、クライアントの営業スタッフの接客をチェックしたりしていました。

私が個人的に目指したいことは、
ご縁を頂戴しているクライアントが日本の住宅業界における常識を逸脱した、
あり得ないくらいお客様満足度が高い住宅会社に進化する、ということです。

家を建てさせていただいたお客様、協力業者様、地域の方々から必要とされ、応援される会社に
クライアントがなっていただくことです。

しかしながら、クライアントの現状を理解せず、またクライアントに来場されるお客様を理解せず、
勝手に私がいいと思うことを無責任に提案してはいけない、と思っております。

なので、定期的にクライアントの現場に出て、お客様と直に触れさせていただいています。

その中で、

・そのエリアのお客様が価値を感じることは何か?
・クライアントの今のブランド力でどのレベルのお客様が来場して下さっているのか?
・正しい接客をスタッフはやってくれているのか?

など、クライアントの現状を把握させていただくのです。

そして、クライアントの現状に合った改善提案をさせていただく・・・。

定期的に現場に出ることは、とても大切なことだと個人的に思っております。

そして、クライアントのトップにも、現場の空気を吸って欲しい、と思います。
(現場に出て、実務をやって欲しい、と言っているのではありません)
会議の場や事務所では味わえない、自社の現状が分かるからです。

お客様とスタッフが会話をしているのを聞くと、
お客様が求めていることと自分たちがやっていることの差を感じることが出来、
自分たちが何をどうすればいいのかが、とても分かるようになります。

どれだけ忙しくても、定期的に現場に出る。
ずっと継続していきたいと思っています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする