鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第58回】 使命感を持てれば・・・

2011年02月27日 | 住宅コンサルタントとして
自分自身の日々の過ごし方、時間感覚を一般的な方にお話すると、
大体の方はビックリされます。

毎日の移動距離、移動時間にまず、驚かれます。

東北地方日帰り、とか、九州から東京に入って、翌日北陸などの場合の移動距離。
それから、平均すると1日7時間、多い時で1日9時間の移動時間。
移動時間も含めれば、1日17時間を超える労働時間。

ここ5年は、ずっとこういう生活を送ってきてますので、私には普通のことですが、
他の皆さんは異常に感じるそうです。

また、休日についても、年末年始、GW、お盆を除けば、月に1日あるかないか、
という状況なのですが、それについても皆さん衝撃を受けられます。

「よく、体が持ちますね~」

と言われることが多いです。


ただ、これだけの仕事量が出来るようになったのは、
このコンサルタントという仕事をさせていただくことになってからです。

その前の住宅資材の営業マンをやっていた頃は、休みは週に2日なければ
体が相当きつかったことを覚えています。

今より10歳も若く、体力もあったのに、です。

この差は一体、何なのか?

物理的なものではないような気がします。

当時の自分になかったもので、今の自分にあるものと言えば、
いわゆる「使命感」に似たものだと思います。

どれだけ体がきつく、朝なかなか起きれないときでも、
家やホテルを出て、クライアントと会った瞬間、スイッチが入ります。

スイッチがいったん入ると、夜までそのスイッチは入りっぱなしで、
その間は、例えば熱っぽい状態でも全然そのことを忘れてしまうのです。

コンサルタントになってからは、病気で休む、ということももちろんありません。

素晴らしいクライアントとのご縁のおかげで、こうした使命感を持てたのかもしれませんし、
そもそもこの仕事に猛烈なやりがいを感じ、責任感も持っているつもりです。

だから、体が全然大丈夫なのだと思います。

いやいややっている仕事だったとしたら、おそらく過労死しているかもしれません。
(その前に、そんな気持ちでやっていたら、クライアントからご縁を頂戴出来ないですが・・・)

「やらねばならぬ!」という使命感が、人の人生、生き方を変えてくれます。
使命感が、自己を大きく成長させてくれます。

自己の成長の先に待っているのは、自分の周囲の人の幸せです。
自分が成長することで力がつき、いろんな方のお手伝いが出来たり、
支えたり出来るようになるのです。

そして周囲の人の幸せ感を感じながらで毎日を過ごせるというのが、
実は自分にとっての幸せなのだと思います。

そう思うと、実は使命感を持って一所懸命生きることが、人生の幸せの鍵なのかもしれません。

皆さんは、自分自身の使命感を持てていますか?
コメント
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