前々職時代、北海道で営業マンをやっていましたが、
メインとなるサッシや住設の拠点は、
北海道だけで8拠点ありました。
拠点がたくさんあると、
各拠点がいろんなことに取り組み、
成功事例が頻繁に生まれ、
それを各拠点で共有できるなど、
良い点がたくさんあったと思います。
ただ、拠点が増えれば、その分問題点も増えます。
若手が伸び悩む拠点。
スタッフの離職率が高い拠点。
利益率が低い拠点。
ずっと業績が悪い拠点。
問題があった拠点は、
当然ながら所長の上司やいろんなスタッフが
北海道をあげてサポートするのですが、
それでも問題が解決できないようであれば、
とにかく人を異動させ、新しい風を組織内に入れる、
ということを頻繁にやっていました。
また能力は高そうなのに、結果が出ない営業マンなども、
定期的に異動させられた結果、新天地で能力が開花し、
素晴らしい成果を出すシーンもたくさん見てきました。
そういう意味では、人事異動というのは、
組織内のマンネリや伸び悩んでいる人の意識を変える上で、
非常に有効な方法かと思います。
一拠点でやっている会社の場合、
問題ある拠点の環境、
伸び悩んでいるスタッフさんの環境などを
変えるといってもなかなか難しいものです。
複数拠点だからこそ可能な、
環境を一気に変える人事異動。
今の時代、間違った戦略を選択する、
というケースはかなり少ない。
結果が出ないのは、
スタッフさんのモチベーション低下だったり、
組織内に問題があるケースが多いと思います。
そういう時に、人事異動をすることで、
思わぬ良い結果が出ることもあるのです。
人事異動。
皆さんの会社では、定期的にありますか?