契約数を新規の来場客数で割った数字を
「(新規)接客契約率」と呼んでいます。
野球で言えば、打率ですね。
この打率ですが、個人的には今、
お客様はしっかりと予習してから来場されるので、
15年前と比較すると打率は高くなっていなければならない、
と思っています。
年間24棟以上の注文住宅の会社の場合、
基本的には接客契約率は20%以上、欲しいところ。
ちなみに、弊社のクライアント様で、
年間200棟以上のビルダーの最高値は、
接客契約率34.1%という、驚異的な数値です。
(その中の1支店は、接客契約率50%超えです)
接客契約率を高めるポイントとしては、
初回接客時に次アポが取得できるかという、
「接客アポ率」、
それからアポを取得してから契約できるかという、
「アポ契約率」
に分けて分析すると見えてきます。
接客アポ率が低い営業マンには、
初回接客をさせる前に基礎的なトレーニングを
コツコツを積んでもらわなければなりません。
モデルハウス案内、自己開示、ヒヤリング、
会社説明、商品説明、スケジュール説明、
次アポの取得、というように細かく分けて、
それぞれの項目でお客様とコミュニケーションを取れるよう、
トレーニングを積んでいただくのが良いでしょう。
今の時代、次アポ率は最低でも50%は取れなくてはなりません。
(理想は60%以上)
そして次アポを獲得したお客様からの成約率は、
33%以上を目指さなくてはなりません。
(理想は40%以上)
次アポを取得した後、成約につながらないのは、
お客様個々がお持ちの問題点を明確化できずに、
クロージングをかけてしまっていたり、
そもそも商品力が劣っていたり、
商談前の準備が圧倒的に不足していたり、
などなど、各営業マンにとって理由は異なります。
この問題に関しては、個別で対応していくしかなく、
真の力が試されるかと思います。
いずれにしても、来場前にお客様はリサーチし、
ある程度、関心が高まった状態で来場されるので、
成約率は高くて当然の時代。
打率を高めるための工夫、皆さんの会社はできているでしょうか?