鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第5124回】 地場工務店の生き残る道

2025年01月09日 | 住宅コンサルタントとして
オールドメディアの影響力が急落している今、
TVCMや新聞広告などの効果は激減しています。

そしてここ近年、
住宅業界の各社が力を入れていたWEB広告も
効果が着実に下がってきました。

今、家を建てようと思える収入のある方は、
皆、頭が良いので、広告ではなく、
信用できる情報を求めて、いろんな形で情報収集しています。

ですから、お金の力に任せた広告ではなく、
住宅会社各社は、丁寧で分かりやすい情報発信を
コツコツとやっていく必要があるのです。

気密測定の結果の発信であったり、
現場の清掃状況や品質チェックの発信を
丁寧にやっていくと、絶対に良い効果が得られます。

そしてスタッフの人柄や、
社内の人間関係の良さが伝わるような発信も必須です。

そしてそうした発信に加え、
日頃からお仕事を請けていただいている、
職人さんや協力業者さんたちに
信頼していただけるよう、誠実にお付き合いをしていく。

段取り良く、必要な資料を事前に用意し、
前もって仕事の依頼をしておくことや、
約束や時間を守ることをコツコツやっていくと、
必ずや、良い評判が起こるのです。

こういう仕事をしていくと、
当然ながら施主様からも信頼される家づくりとなり、
本当にいろんな方たちから応援してもらえる状態となるのです。

こうして、紹介がきっかけの契約が、
全受注の50%前後となっていくと、
ダントツの地域一番店が出来上がるのです。
(規模ではなく、お客様満足度が地域ナンバー1)

こういう経営を素晴らしい住宅会社さんたちと
目指していきたい、と思っています。

そしてありがたいことに
そういうメンバーの方たちに
集まっていただいての勉強会を昨日、
開催していただいておりました。

皆で良い一年にしたいと思っています。
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