鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3937回】 互いの得意なことを活かす

2021年10月10日 | 住宅コンサルタントとして

私はコンサルタントに転職して以来、

基本的に仕事しかしておりません。

 

ゴミ出しやトイレ掃除・お風呂掃除など、

ほぼやったことがありません。

 

子どもたちの習い事の送迎であったり、

町内行事なども全て家内がやってくれています。

 

仕事に没頭できる環境を

16年間、ずっと作ってもらっています。

 

家事と子育て以外の部分に関しては、

これは私が完全に担当している分野で、

例えばお金の管理であるとか、

旅行に行く際の航空券やホテル、レンタカーの手配などは、

全て私が担当分野となっています。

 

家内は旅に行く際、自分の荷物さえ詰めて持ってくれば、

財布を持参しなくとも自宅に帰宅するまで、

おそらくは楽しく快適な旅を過ごせているかと思います。

 

起こりうるリスクに備えて、どの保険に入るのか?

老後の暮らしをどうするのか?

 

こうしたことに対しては、家内は一切タッチせず、

全て私に任せてもらっています。

 

そしてお互いがお互いに対し、

 

「もっと○○してよ!」

「なんで○○してくれないの?」

 

というような要求をしたことが、

おそらく無いかと思います。

 

お互いが自分の苦手なことをやってもらっているので、

感謝の気持ちしか無い(と私は思っていますが・・・)と

思っています。

 

もし、お互いが得意な分野と苦手な分野が

かぶっていたとすれば、

どちらがどちらの分野を担当するのかを

明確に決めるようにすると思います。

 

人間、誰しも得意なことと苦手なことが混在します。

 

苦手なことは、したくない。

 

夫婦でも、家族でも、組織内でも、

苦手なことは誰かがフォローするようにすると、

比較的良い感じで回っていくと思います。

 

私たちも、例えば家内がバリバリ仕事をし、

この先起こりうるリスクから家族を守るための備えを

全て考えて実行する、なんてことを担当すると、

ストレスを思いっきり感じるでしょうし、

私が家事を全て行わなければならなくなったら、

おそらく逃走するでしょう。

 

経営者やリーダーがやるべきことは、

まずはメンバーそれぞれの得意なことを見出して、

その得意な分野が活きるよう、

オペレーションを回していくことです。

 

皆さんの会社やチームは、それができているでしょうか?


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