仕事上、いろんなレストラン、お鮨屋さんなどで
食事をする機会が多いのですが、
飲食の世界は完全に二極化してきています。
コスパで勝負するお店か、
提供する料理の質+おもてなし力で勝負するお店か、
の二極化となっています。
コスパ勝負のお店は、
とにかく料理の質や量に対しての価格のお得感が非常に高くて、
一人飯や男性に人気です。
私も個人的には餃子の王将や松屋、ラーメン屋などを
利用させてもらっています。
このコスパ勝負のお店に関しては、接客レベルを求めることはありません。
一方、接待であったり、家内と食事に行く際は、
質+おもてなし力の高いところを利用させていただきます。
何度も通わせていただきたいお店とは、
とにかく味だけでなく接客力が高く、
スタッフさんの気の配り方や所作にも感動してしまうお店です。
料理のレベルが高かったとしても、
接客が機械的であったり、心配りが欠けているお店には、
リピートする気持ちが無くなってしまうのです。
先日、京都で有名なあるイタリアンに行きました。
オーナーシェフはテレビにも度々登場されますし、
東京にも支店があるお店です。
料理の質は及第点だったのですが、
スタッフさんの接客が機械的で、
料理が出てくるスピードもイマイチで、
二回目はないよね、という個人的感想でした。
いつもお伺いする京都のイタリアンのお店は、
その有名なオーナーシェフと一緒に仕事をされていた方ですが、
料理はもちろん、おもてなし力は抜群ですし、
スタッフさんの接客が本当に心がこもっているのです。
だから何度も利用させてもらっていますし、
大切な方をご招待できるのです。
予約も、後者のレストランの方が圧倒的に取れにくいのです。
こういうことが分かってくると、
グルメ本やレストランのクチコミサイトがいかに適当で、
信用するに値しないかが分かるのです。
住宅業界も、今後、絶対にこの流れが来るでしょう。
良い家を建てるのは当たり前。
それ以外に、おもてなし力が求められる時代になるのです。
ここを鍛えていくには、住宅会社の経営者や幹部の方が、
まずは一流のサービスとは何かを体感していることが重要です。
自分が知っていて、自分が価値を感じることしか、
お客様に提供しようと思えないのですから・・・。
という訳で、弊社では二世会を立ち上げ、
このメンバーで私が一流だと思うお店のサービスを
定期的に体感しにいく機会をつくっていこうと思います。
おもてなし力・サービス力に自信はありますか?