鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3798回】 仕事量が多いのでも、時間が足りないのでもない。ただ、仕事のスピードが遅いだけ。

2021年05月24日 | 住宅コンサルタントとして

役職が上の人が、

 

・やるべきことをやっていない

・納期や約束を守らない

・言っていることとやっていることが違う

 

という状態の会社が、業績が上がる訳ありませんし、

会社の雰囲気が良くなっていく訳もありません。

 

更には、やるべきことをやっていない理由を

 

「仕事が多すぎるから」

「時間が足りないから」

 

と言っているビジネスパーソンもいますが、

大抵の場合、仕事が多いのではなく、

ただただ仕事のスピードが遅いだけ、という人が圧倒的に多いです。

 

 

仕事ができるかできないか?

 

過去はその判断基準となるのは、能力とかクオリティでしたが

現代では「スピード」なのです。

 

「スピードが遅い」=「仕事ができない」という時代なのです。

 

そして経営者・経営陣に最も求められることも、

クオリティよりもスピードなのです。

 

スピードが遅すぎる経営者・経営陣は、

自分たちが仕事ができない、と思うべきなのです。

 

ましてや、会社が成長し、

これまでやっていなかった事業も立ち上げたり、

新たに出店したりすれば、

一事業・一拠点の戦略決定に掛けられる時間は減少しますから、

なおのこと、スピードを上げなくてはならないのですが、

そのことを理解できていない経営者も多いのですね。

 

ではなぜスピードが遅いのか?

 

経営者で仕事が遅い人に共通するのは、

 

・失敗を恐れすぎて慎重になりすぎ

・スタッフさんに任せず、細かいことまで首を突っ込む

・会議・打合せが大好きで、長すぎる

・圧倒的な勉強不足(自分では勉強していると勘違いしている)

 

という感じです。

 

仕事のスピードが遅いから、

会社がうまく回っていないことが多い現代。

 

スピード・瞬発力を高めるために、

どんなことに取組みますか?


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