鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3529回】 旧態依然の発想しかできないと・・・

2020年08月28日 | 住宅コンサルタントとして

総合展示場に出店する。

単独展示場をただ建てる。

 

こういう発想しかできない経営者では、

会社の成長が止まってしまいます。

 

そしてそういう発想しかできない経営者ほど、

自社が伸びないのは、商品に問題があるとか、

社員の営業力に問題がある、と捉えがちです。

 

でも、会社が伸びないのは、

売れるしくみや売れやすい業態を

用意できない経営側の問題だったりするのです。

 

経営者がやらなくてはならない仕事は、

この「売れやすい業態」や「売れやすいしくみ」を

つくっていくことなのです。

 

ここを理解できていない経営者が、

住宅業界にはメチャ多いのですね。

 

大半の経営者は、戦術や戦闘の発想しかできていない。

 

もちろん、年間10棟~20棟くらいがゴール地点である場合、

業態開発までしなくては良いですが、

1店舗で36棟以上を回していきたい場合、

業態を開発していかないと難しくなっています。

 

弊社のクライアント様の場合、

単独モデルハウスを持たずに見学会で回している会社と、

単独モデルハウス+見学会で回している会社、

そして複数のモデルハウスを敷地内に展開している会社とで、

明確に受注棟数に差があります。

 

1店舗で50棟以上を回していきたい場合、

単独モデルハウス+見学会では

難しい時代になっているのです。

 

この売れやすいしくみ、

それから入社を志望してくれる人が増えるしくみ、

社員さんが育ちやすいしくみ、

社員さんが会社を好きになってくれるしくみなど。

 

これらをつくっていくことが、

今の時代の経営者に求められていることなのです。


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