総合展示場に出店する。
単独展示場をただ建てる。
こういう発想しかできない経営者では、
会社の成長が止まってしまいます。
そしてそういう発想しかできない経営者ほど、
自社が伸びないのは、商品に問題があるとか、
社員の営業力に問題がある、と捉えがちです。
でも、会社が伸びないのは、
売れるしくみや売れやすい業態を
用意できない経営側の問題だったりするのです。
経営者がやらなくてはならない仕事は、
この「売れやすい業態」や「売れやすいしくみ」を
つくっていくことなのです。
ここを理解できていない経営者が、
住宅業界にはメチャ多いのですね。
大半の経営者は、戦術や戦闘の発想しかできていない。
もちろん、年間10棟~20棟くらいがゴール地点である場合、
業態開発までしなくては良いですが、
1店舗で36棟以上を回していきたい場合、
業態を開発していかないと難しくなっています。
弊社のクライアント様の場合、
単独モデルハウスを持たずに見学会で回している会社と、
単独モデルハウス+見学会で回している会社、
そして複数のモデルハウスを敷地内に展開している会社とで、
明確に受注棟数に差があります。
1店舗で50棟以上を回していきたい場合、
単独モデルハウス+見学会では
難しい時代になっているのです。
この売れやすいしくみ、
それから入社を志望してくれる人が増えるしくみ、
社員さんが育ちやすいしくみ、
社員さんが会社を好きになってくれるしくみなど。
これらをつくっていくことが、
今の時代の経営者に求められていることなのです。