鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3586回】 基本中の基本の徹底

2020年10月24日 | 住宅コンサルタントとして

営業マンとしての基本は何か?

 

それは、お客様の質問に対し的確に回答できることです。

 

価格の質問を受ければ、価格について説明する。

 

自社の特徴は何か、と質問されれば、

他社と異なる自社の特徴をお伝えする。

 

基本的なコミュニケーション能力が必要です。

 

そしてお客様に何かをお伝えするには、

口頭だけだとお客様は理解しにくいため、

目に見える資料やグラフ、図面等を使って、

目と耳から情報を吸収していただくような準備を

営業マンとしてはやっておくべきです。

 

「こんな家を建てたいんです」

 

とお客様が要望をおっしゃったとしたら、

過去、自分たちが建てた家で似たような家の

図面や写真が整理してあって、

すぐにお客様に見ていただけるようになっているか?

 

そうした過去の施工事例について、

お客様のこだわりや設計のポイントなどの情報を

社内全体で共有できているか?

 

お客様が要望される家を

私たちの会社は建てられます、ということを

ただ口頭で伝えてくる住宅会社が非常に多いのです。

 

自社の家の性能が如何に優れているか、とか、

大工の技術力がすごいとか、

一方的な売込み型の営業は、本当に嫌われます。

 

そんなことよりも、お客様の質問に対し、

的確に分かりやすくこたえられる体制をつくるという、

基本中の基本が、皆さんの会社で、できているでしょうか?


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