年齢を重ね、いろんなことを経験していくと
過去、感動したような経験をしても、
感動や新鮮さを感じるセンサーが鈍ってきます。
で、何かを経験した時に感動することも
それから刺激を受けることも少なくなっていくのです。
こういう感覚が「老化」だと思っています。
そうならないよう、
個人的に以前から気をつけてきたつもりなのですが、
私自身、例えば素晴らしい飲食店で料理をいただいても、
それから素敵な店舗を見ても、
10年前に比べると感動は弱くなっている、と
自分に危機感を持っています。
これはマーケティング専門家として、
本当にまずいことなのです。
いろんなサービスを受けたり、
デザインが素晴らしい建物やショップを見ることで
いろんな発想が生まれてくるのですが、
自分の感性が歳を重ねるにつれて、
明らかに衰えてきていると思うのです。
更に、全国に馴染みのお店、宿などがあるのですが、
そういうところに行くと本当に心地良く、
意識しなければ、ついついそういうお店や宿ばかり行ってしまう。
本当に危険です。
これまで経験したことが無いことにチャレンジし、
これまで行ったことが無いところに行ってみる。
お店や宿もいろんなところを利用させてもらって、
当たりもハズレも経験する。
自分にとって心地良いお店ばかりに行かない。
まだやったことが無いことに積極的にチャレンジする。
こうやって老化に抗いたいと思う今日この頃です。