私が尊敬する一倉定先生は、
環境整備の重要性をはるか昔から説かれていました。
誰がどこをどの頻度で掃除をするかを明確化し、
スタッフ全員で徹底的に掃除をする。
全てのモノに住所をつけ、
どこに何がしまわれているのかを全員が知っている。
更にいらないものを定期的に捨て、
整理整頓・定物定置が徹底されている。
これが徹底できているかどうかを
会社のオフィスや店舗の売り場、建築現場を見れば、
その会社のレベルが一撃で分かります。
例えば建築現場などを見た際、
養生をどれくらいキレイにしているのか見れば、
その会社の美意識も見事にそこに表現されているのです。
業績がイマイチであったり、
社内の雰囲気があまり良くない会社の場合、
もちろん要因はいろいろとあるでしょうが、
環境整備が甘いことも要因の一つかもしれません。
誰が見ても、美しいオフィス、きれいな売り場をつくる。
それは自分たちの心を映し出す鏡なのです。