ここ数年、住宅業界で起こっている現象があります。
それは、「口八丁営業マンが全く通用しない」ということ。
これだけ情報が簡単に手に入る時代です。
営業マンが商談でお客様に伝えたことは、
嘘か本当かの検証を簡単にされ、
その場のノリで適当に答えている営業マンの適当な発言が、
命取りとなる時代なのです。
まあ、中には情報弱者の方がいて、
適当発言が通用するケースもあるのですが、
全体的にはお客様は賢くなっておられます。
ですから、どれだけ営業マンとしての資質がある営業マンでも、
その口八丁トークが通用しないケースは増えていくのです。
その流れを理解できず、己を改革しようとしない。
建築のことを勉強せず、人としての誠実さ努力を軽視している、
要領の良さだけで生きてきた営業マンが通用しないのです。
逆にセンスはイマイチでも、コツコツと勉強し、
人として自分自身を成長させようと努力を積み重ねた営業マンが、
最終的にお客様に選んでいただける時代なのです。
過去、それなりに売れていた営業マンで、
ここ数年、苦戦している営業マンがいたとしたら、
おそらく口八丁タイプかと思われます。
そういう営業マンに、現実を突きつけ、
変わっていただく環境をつくっていきたいですね。