鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3347回】 口八丁営業マンの終焉

2020年02月28日 | 住宅コンサルタントとして

ここ数年、住宅業界で起こっている現象があります。

 

それは、「口八丁営業マンが全く通用しない」ということ。

 

これだけ情報が簡単に手に入る時代です。

 

営業マンが商談でお客様に伝えたことは、

嘘か本当かの検証を簡単にされ、

その場のノリで適当に答えている営業マンの適当な発言が、

命取りとなる時代なのです。

 

まあ、中には情報弱者の方がいて、

適当発言が通用するケースもあるのですが、

全体的にはお客様は賢くなっておられます。

 

ですから、どれだけ営業マンとしての資質がある営業マンでも、

その口八丁トークが通用しないケースは増えていくのです。

 

その流れを理解できず、己を改革しようとしない。

 

建築のことを勉強せず、人としての誠実さ努力を軽視している、

要領の良さだけで生きてきた営業マンが通用しないのです。

 

逆にセンスはイマイチでも、コツコツと勉強し、

人として自分自身を成長させようと努力を積み重ねた営業マンが、

最終的にお客様に選んでいただける時代なのです。

 

過去、それなりに売れていた営業マンで、

ここ数年、苦戦している営業マンがいたとしたら、

おそらく口八丁タイプかと思われます。

 

そういう営業マンに、現実を突きつけ、

変わっていただく環境をつくっていきたいですね。


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