鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【1964回】 今のお客様が潜在的に求めている家づくりをすると・・・

2016年05月16日 | 住宅コンサルタントとして
昨日はとあるクライアント様のモデルハウスのオープンのお手伝いに行っておりました。

2日間で来場は30組を超え、良い感じです。

オープンなのにあまり人数が多くないと思われた方もいると思いますが、
これは対応するスタッフの現状の仕事の状況や人数を考えると、
一気に多くの方に来てもらっても対応できないので、
商圏エリアを3等分し、告知するエリアを絞ったからです。

ですので本気でやっていれば、単純計算で90組程度は来場されているでしょうが、
それだと対応できないですし、駐車場の問題もあるので、まあ狙い通りの来場数でした。

このクライアント様のエリア特性ですが、
過去の自分の経験からするととにかくチラシの反響がほぼ無いエリア。

新聞に折り込もうが、ポスティングしようが、とにかくチラシの反響が薄いのです。

ですのでモデルハウスは今のお客様が潜在的に求めている家を建てていただき、
ディスプレイも万全にして、更には広告で世界観もバッチリ出していただきました。

その結果、わずかなチラシの枚数で20組以上の新規のお客様の来場が・・・。

こういう経験を一昨年から何度もしてきて、
本当に市場のお客様の求めておられることが変わってきている、と感じます。

従来の住宅会社、不動産会社の商品やマーケティングでは、
満足しない層のお客様が激増していると感じます。

まあ、業界内の大半の会社はこうした現実に気づいていなくて、
古臭いオッサンの発想、これまでの業界内の常識の発想でマーケティングをやっています。

まあ、完全なるセンス不足、勉強不足です。

こういう方々とは全く違う路線を
ご縁を頂戴しているクライアント様と一緒に進んでいきたいと思っています。

今、ドンピシャでポイントは分かっているつもりですが、
お客様が求めるものは必ず変わっていくもの。

慢心せず、常にアンテナを張り、お客様の変化に適応し続けたいと思っています。
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