鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3562回】 細かい部分で差がつく

2020年09月30日 | 住宅コンサルタントとして

年間200泊以上、ホテル暮らしをしていると、

いろいろと気づくことがあります。

 

その一つが、宿泊税を取る自治体が増えたこと。

 

観光地として人気のある街や、

勢いがある街が税収UPのために導入しています。

 

通常のホテルの宿泊費の他に、

フロントで宿泊税もセットで支払わなくてはならないのです。

 

私、ホテルの場合、事前決済派です。

 

なぜなら、チェックインの際に支払いをするということは、

後に並ぶお客様をお待たせすることになりますし、

ホテル側の業務を増やすことになりますから。

 

そしてホテルによって、宿泊税の扱い方が異なります。

 

宿泊税を事前決済時に組み込んでくれていて、

一切、チェックイン時に支払わなくて良いホテルと、

事前決済をしているのにわざわざ別途、

宿泊税を窓口で支払わなくてはならないホテルと、

2パターンあるのです。

 

後者の場合、事前決済をした意味が全く無くなり、

チェックイン時にお客様が重なると

もうフロント前は長蛇の列ができるのです。

 

個人的には気が利かないホテルだという認識をします。

 

こういう気が利かないホテルのスタッフやオーナーは、

大抵、自分のホテルしか知らないので、

 

「自治体の制度ですから・・・」

「法律で決まっていますから・・・」

 

と公務員のような発言をするのですが、

世の中には気が利く同業者が存在するのです。

 

まあ、気が利かないですよね。

 

そして私は、部屋のグレードが同じ場合、

(あくまでの選ぶ最優先は、部屋が静かで安眠できるか、です)

料金が多少高くとも、気が利くホテルを選ばせていただきます。

 

皆さんの会社は、お客様をイライラさせたり、

ちょっと不安にさせたりしていないでしょうか?

 

こうした細かな部分で差がつくのです。


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