何度も言っていることですが、
注文住宅会社の業態は製造小売業です。
店舗開発、商品開発、マーケティング、
売り場づくり、品質管理、原価管理、工程管理など、
守備範囲がとにかく広いのです。
組織が小さかろうと、
これらの業務を全て自社でやらなければ、
受注棟数も利益率も完工棟数も
目標を達成することができません。
そして近年、特に重要なのはやはり広報で、
どの住宅会社の広報も
年々、業務量が増えていっているのが現状です。
更に最近ではYouTubeのルームツアー作成や
Instagramのリール、TikTokなどの動画も
自社で撮影したり、編集してUPしたりするようになり、
キャパオーバー気味になっていたりします。
その結果、どういうことが起こっているかというと、
WEB広告を出稿した後、
その広告のクリック率やコンバージョン率をチェックし、
問題があれば改善する、といった
「実行→検証→改善」
というサイクルが回らなくなってきているケースが増えているのです。
そもそもWEB広告の最大のメリットは、
広告出稿後にバナーやLPの分析をし、
問題ある箇所を改善をすることで
ヒットしやすく修正できる、ということなのですが、
出稿後にPDCAサイクルが回らないことは
あまりにももったいないのです。
仕事の品質を高める上で、
PDCAサイクルを回すことは欠かせませんが、
いろんな住宅会社で、広報担当者が忙し過ぎて
そのサイクルが回せない。
これを解決するためにはどうすれば良いか?
これはあるクライアント様の事例なのですが、
リーダーが広報担当者に
「このLPのこの部分を変更するように」
と指示を出しただけでは実行してもらえないので、
広報担当者の目の前で具体的に指示を出して、
更には目の前で修正していただく、というもの。
こうするとLP修正を最優先にせざるを得ないため、
目の前で修正をしてくれるようになり、
コンバージョン率が目に見えて改善し、
集客結果につながったのです。
これは1つの例ですが、
とにかくPDCAを回して改善を徹底すれば、
まだまだ広告の効果はあるのです。
皆さんの会社では、
WEB広告におけるPDCAを
着実に回すことができているでしょうか?