前職時代、私は師匠にいろんなことを教わりましたが、
師匠がしょっちゅうおっしゃっていたことの1つが
「やり方よりも在り方が大切である」
ということでした。
この言葉、もうメチャクチャ個人的に刺さって、
自分自身がコンサルタントとして生きていく上で、
どうあるべきか、ということを非常に考えるようになりました。
クライアント様に対し、小手先の手法を提案し、
目先の受注・目先の売上を狙ってもらうのではなく、
地域に自社を応援して下さる方を
着実に増やすような取り組みを
コツコツと行っていただく方が、
住宅会社の在り方として理想的である、と思い、
その方向でクライアント様に施策提案をするようになりました。
ですから、弊社のクライアント様に対し、
安易にローコストに行かず、
受注の調子がイマイチだからといって、
安直に建売に走る、という提案は、
私として一切、しません。
逆に努力の割に結果が出ない時ほど、
在り方のチェックをしていただくようにしています。
まずは人として正しく生きる。
仕事をさせていただけていること。
お客様が来場して下さること。
自分たちが受注した後、
他部署のスタッフや協力業者さんたちが
しっかりと仕事をしてくれること。
自分をさぽーとしてくれる家族がいること。
こうしたことをありがたいと思い、感謝の気持ちを持って
自分ができることをコツコツと継続することが、
ビジネスパーソンとしての在り方だと思うのです。
こうした心の状態をまずは自分が持った上で、
環境整備を徹底し、商談前の準備を丁寧に、
そして日々、学び続けることが大切で、
こうしたことができている会社・個人が、
正しい手法、やり方をおこなうからこそ
結果が出るのです。
やり方の前に、まずは在り方が大切なのです。