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長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

ゲルシーがまたピアノを弾いてくれる

2011-10-02 08:29:14 | Weblog
10月31日に「ねっと31」の会がある。
晦日の日、31のつく日に縁のある人が集まって、酒を
くみ交わし、音楽をききながら、それぞれの「今」を
なんとなくかたる会。
いつもは、ジャズの歌姫、国貞雅子がピアノを弾きながら、
歌ってくれる。マイクもなしに、背中をむいたまま、聴かせる
音量にみなびっくりする。昨日電話があって「こんどはゲルシーをつれて
いきます」とのこと。綾戸智恵さんが売り出したころ、六本木のスウィートベイジル
にいったら、彼女の歌に負けないくらいうまいピアニストがいた。それが
ゲルシーだ。先々月くらいに、天真庵デビューをしていただいた。その時は、
最初から貸切で、一般の人は聞けなかったけど、今回ははやいもんじゅん。

その前の日にある「JAZZ十間橋」も、前評判がよく、もうすぐ売り切れそうだ。
ぼくのHPの表紙に、主催者のピアニスト深澤さんのイラストが貼り付けてある。
ニューオリンズやニューヨークの風を感じられるようなすばらしいイラスト。

ニューヨークといえば、11月の5日に、ニューヨークで活躍している世界的な
ジャズピアニスト・平木かよさんが、天真庵ではじめてライブをやることになった。
あのニューヨークシティーマラソンの時に、その開場で彼女がピアノを弾いたことは、
あまりに記憶に新しい。彼女のジャズを聴いていると、こころの底から元気になる。
今回は日本と香港で30開場でやる予定。そのひとつに選ばれて、ほんとうに
うれしく思っている。

クラシックでは、17日(月)に赤松林太郎くんの「クラシック寺子屋」
がある。ぼくは典座のように、厨房で蕎麦の用意をしながら、聴いているだけだけど、
こんな人が音楽の先生やったら、人生がかわっていたかも?と思うことがある。
毎日NHK・FMなどを聴くようになったのも、林太郎くんやなまねさんのお陰だ。
人は、はやくもおそくもなく、ちょうどいいタイミングで出会うようになっている。

21日は、天真庵がクラシックのコンサートをやるきっかけになった渡辺佳代
ちゃんたちの、「クラシックコンサート」
佳代ちゃんが、この指とまれではじまった「墨田ぶらり下町音楽祭」が
10月10日に南千住でもやることになった。
火事はいややけど、いいものが飛び火していくことは、いいことだ。
これからの日本、アホな政治家なんかが、欲まるだしで、いいたいこと
したいことやっても、ようくはならない。
草の根というか、そのマチに住んでいる人たちが、小さくても手と手を組んで
何か動いていかないと、そのまんま何もかわらないと思う。そんな意味では、
「音楽」をお祭りのように、利害得失を抜きにして、みんなで協力しながら、
ともに楽しみながらやっていく、というのは、とても有意義なことやと思う。
なんか「男」たちが、しらけて元気ないけど、そろそろ「出番」ではないか?

今日は「竹細工の日」。」大分から新しい先生がくる。
自分で選ぶ、買う。というより、コマーシャルイズムにのせられ「買わされる」
といった風潮な長く続いた、これからは、自分の身の丈にあった生活の中の必需品
をできたら、あるものを工夫して使ったり、自分で作ったりするほうのトレンド
になりそうだ。そんな意味では、日本中にある「竹」を使って、身の回りのもを
つくる、のは、とてもいい。