長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

毎日がかぼす時間

2011-10-17 07:39:23 | Weblog
昨日は「竹の会」だった。
前回から、毎回新しい先生が大分からやってくる。
昨日は若い先生がやってきた。背が高いボンが店の前をとおりすぎ、
マチのコンシェルジュ「竹信堂」を右折し、しばらくしてもどってきて、
ボーとした顔で、「ここが天真庵ですか?」と九州なまりで聞いた。
「そやで、ま、珈琲でも飲んでや(喫茶去)」と、なり話をする。
九州では昔から、年を聞いて、ひとつでも年が上だと、その人が「王様」
で、もうひとりが「奴隷」みたいな不文律なおきてがある。
先月きた先生は、彼のほうが、ひとつ年上だったけど、今回は圧倒的
に、ぼくが王様で、相手の先生が奴隷だ。でも名刺を見たら、「伝統工芸師」
となっている。

彼の実家を聞いたらびっくりした。「赤間」という、ぼくの実家と同じ
「宗像」(むなかた)である。宗像大社の神域にあって、昔から宗像族という
豪族がいて、大陸の分化などを咀嚼しなし、全国に発信した人たちがあまたいた
ところ。大陸から宗像大社までの海の道を別名「海のシルクロード」という。

竹の教室が終わった後、先生たちと、「とうじそば」をしながら、
カボスのサングリアや、焼酎にカボスをしぼって、談論風発。
大分に知り合いが増えたので、この季節は毎日「カボス時間」

これから、10時まで「卵かけごはん」
今日の夜は、「クラシック寺子屋」
赤松林太郎くんも、大分産。産湯にかぼすをしぼって、生まれた?
11月1日の「連弾」(ふたりで演奏)もとても楽しみだ。

火曜日は「書の会」
読書そろばんの中心的なもの。理屈ではなく、この会はすごい。
文人墨客・大酒飲みが集う。

水曜日は「順受の会」
この会も、論語好き、酒飲みのふきだまり、みたいな会。
放射能には、発酵食品がいいらしいが、たしかに酒飲みは、
発酵食品を汗まで浸透させるほど、浴びているので、放射能を
浴びても大丈夫かも?

来週の22日~23日と浅草寺観音様の境内で
お借りして「福島復興祭」が開催されます。
ぜひみなさん、ふるってご参加ください!

天真庵では22日と23日は「故・野村富造さんの遺作展」
京都のろうけつ染めを楽しましてくれたトムさんを偲んで
21日の夜は、かよちゃんたちが「バロックコンサート」
をやってくれる。