敬老の日に、熊本でそんな名前のお祭りがある。
「ほぼぶらじる」(ボボブラジルという伝説のプロレスラーがいた)とも少し関係あるけど、「ぼぼ」という言葉は九州ではいみ嫌う、という
か、あまり昼間から口にだす言葉ではない。お祭りには昔からつきもんだけど、きっとその
お祭りも、由来は「ぼぼした祭り」だったのではなかろうか。もうひとつは、熊本城の加藤清正公
が秀吉の命を受けて、朝鮮に出兵し、「ほろぼした」を祝う凱旋のお祭りがもとになっている。
どちらも、公共の電波にはのせにくいものなので、知る人しか知らない奇祭として(もちろん、熊本の人は知っている)
現在にいたる。でもこのお祭りを見たら、どうして高千穂あたりが天孫降臨の地なのか、宗像大社がなぜ女人禁制なのか、
なぜ大宰府がおかれたのか・・・とか、いろいろなことが、「すー」とわかる。そんな不思議な祭り。今は「藤崎宮秋の大祭」という。
お祭りは「ライブが一番」というのも、このお祭りを見るとよくわかる。
うちでは、その日はえりちゃんの「シャンソン」のライブがある。シャンソンもお祭りといっしょでライブが一番。