昨日は上原英里さんのシャンソン。前日から「台風直撃」の予測だったので、
キャンセルなんかがあったけど、大ファンの人たちが集まって、素敵な会になった。
東京はそうでもなかったけど、「一生に一度あるくらいな被害」にあったところの方々
には、くれぐれもお見舞い申し上げます。なんか不思議な天気が続きますね。
台風で飛ばされた青い柿をひろった彼女がその話をしながら「枯れ葉」にまつわる曲を
歌う。恋をしていたり、人生のきしかた、行く末を考えながら、街を歩いていたりすると、
見る景色、聴こえてくる音楽も、似て非なる次元に誘なわれる。
最近お客さんとよく「7年後のオリンピックの時には、何している?東京にいる?この世にいる?」
というような話をする。原発や戦争、天変地異・・・外敵な要因で明日をも知れないところに立っている。
もしも「人生があと3日になったら・・・どうする?
一日は、お世話になった人と酒を酌み交わし、二日目は、ジャズがシャンソンかクラシックを「生」で聴き、
最後の日は、蕎麦を打ち、好きな掛け軸を掛け、その日に咲いた花を花器に投げ入れ、星野村の玉露をていねいに入れ、
気のおけない茶仲間たちと茶会をしたいものだ。
今日は「書をしてみない会」
若い大型新人がひとり入門。文人たちが文花という名の街にやってきて、「個の花」を咲かす日。