昨日は日曜日なので、16時に閉店し、それから男子の「蕎麦打ち教室」&「なんとなく蕎麦を食う会」
だった。期待の新人さんは、昔ラグビーをやっていたらしく、筋骨隆々の体からしなるような美しい蕎麦
ができるのも、近い将来だろう。最初は、菊練りやねこ手の洗礼を受ける。ダメ押しのように、大きな包丁
でも「切り」が締めくくる。水回しをして、練って、伸ばして、たたんで、切るだけの「簡素」なものだけど、
この星の上にある「ホンモノはみな簡素」の極みみたいな料理かも。
続いて、3回目になるボサノバ歌手のMさん。Mさんは、11月30日(土)に天真庵で「ボサノバライブ」が決定。
天は二物を与えず、に反し、甘いマスクに負けない甘い声で、ボサノバを歌う。
昨日彼が蕎麦を打っている時に、ラジオからジョアン・ジルベルトの歌が流れた。彼は蕎麦に集中していたが、
少しからかって、「ライバルの歌が聴こえてくると、手元が狂わない?」といったら、ラジオに耳を傾け、
「あ、ジルベルトですね。ライバル・・・とんでもない。彼はボサノバの神様です」と甘辛い声で答えた。
Mさんの芸名は「松庵」ひょっとしたら松庵ジルベルトの縁起かも。その後の「なんとなく蕎麦を食う会」
の時に聞こうと思っていたが、飲みすぎて聞くのを忘れた。
ジョアンといえば、「如庵」。私が修行している織田流煎茶道の祖、織田有楽斎が作った茶室の名前。
京都の建仁寺の中に立てたのだが、今は愛知県犬山市の有楽苑の中にある。
ボサノバといえば、天才ノビが10月に天真庵でライブ。美人3人の「小町」
5日(土) les・KOMATIS ライブ