昨日は常連さんの貸し切りライブ。
その人の友人で浅草で活躍しているプッチャリンさんが、自転車に
とらさんのような旅行カバンをのせてやってきた。もちろん「すっぴん」で。
そしてチャプリンの格好に変身して、お店の前でお客さんを出迎えた。
浅草あたりでは、日常のことだけど、うらぶれた十間橋では、少し横滑り
するくらい新鮮だった。彼は一度、すっぴんで天真庵に蕎麦を手繰りにきたことがある。
でも「芸」を見たのは初めて。たぶん十間橋で昨日垣間見た人もおったまげたに違いない。
「道化師」というのは、片面だけを見ても、その人がほとんど見えない。両方見てみると、
自分のことを含めて、今の人の「こころ」まで見つめてしまうことができる。
道化もまた「哲」である。悲しいくらい人間がわかる「哲学」だ。
えりちゃん、こと上原英里さんのシャンソンも新婚さんとその家族たちのこころに届いただろう。
一期一会、みんなこの星にきた「つかの間の旅人」だけど、その刹那がよろし。
今日も「哲学者」みたいなピアニストがやってくる。大石学。ライブで聴くと、
「生きざま」とか「人間性」の領域まで旅をしていくような感じだろうか。
先週の鮨会も「これはライブですね」と、漢文の先生がのたまった。いい得て妙だと痛感。
「ちんぷんかんぷんな蕎麦会」という勉強会を企画中。
本日(月・海の日)は16時閉店。「大石学ピアノの会」セシルを追悼する「ア・ハッピー・デイ」でもある。
22日(月)「易の勉強会」
今週は「水木金」と定休日が3連ちゃんです。蕎麦の種蒔きにいく予定。
26日(土)「隅田川花火大会・浴衣ライブ」