蕎麦という人の体にいいものを提供するには、けっこう
自分が犠牲になることが多い。先輩のそばもんたちも、腰痛
や肩の痛みで店を休みにしたり、廃業にしたりする憂き目になる姿をあまた見てきた。
5月あたりから、左肩が五十肩になった。311のころ右をやったので、「左はなんとかなる」
と思っていたら、けっこうしぶとい。
昨日、お店の常連さんが、「腕のいい整体師がいる」というので、まゆつば覚悟でいってみた。
整体と気功を用いて、治療をやる感じ。気功で人の治療をする人は、自分のいい気を使うので、
それが還元もされるけど、一日3人も治療するとクタクタになる、という話を聞いたことがある。
ので、「元気シールのひばのお守り」を土産にもっていった。目の悪そうなその整体師さんが、
それを右手ににぎった瞬間、「これはすごい気がありますね」というので、「元気シールですから」
と答えた。この会話で「この人はホンモノ」だとわかって、一時間治療を受けた。
ら、チャリンコできたのをわすれ、途中まで歩いていた。それほど、元気がもどってきた。
もちろん一度で完治はしないけど、劇的によくなっているように思う。
世の中、不思議なことや不思議な人がいっぱいいてたのし。
明日はライブがあるので、16時閉店。盲目のピアニストと盲目のハーモニカだけど、
普通の人には見えない世界の真善美を、しっかりつかんで、自分たちの音楽を
創造している人たち。素晴らしい一日になりそうだ。