そんな蕎麦屋があってもおもしろい。いや、実際ライブがある時は、天真庵はミュージックチャージを
とっている。
子供の入店お断りの蕎麦屋も多い。ので、ベビーカーのおかあさんたちは、おそるおそる「子供が
いるのですが・・・」と恐縮しながら入ろうとするお客さんがいる。そんな場合はまず大丈夫なので、
「どうぞ」ということになる。当たり前のようにベビーカーといっしょに、しかも何組も同時に、という場合は
だいたい断ることにしている。ようは子供よりも、「親」の問題である。
「躾」というのは、とても大事なことやね。身を美しくする。いい言霊や。そして「しつずける」のが原則だ。
昨日はカウンターに定連さまが年末のご挨拶とかにこられていた。そこに定連さまの4人家族がこられた。
カウンターのお客さまに、「これからチャージ料をいただきます」というと、「?」な顔になった。もちろん冗談だけど・・
その家族の長女の4歳のYさまは、興にのってくると、ピアノの前の鉄の柱でポールダンスを踊るのがならわしなのだ。
いろいな国からいろいろな人や家族がやってくる。「お互いに楽しめる」のがモットーだ。ときどき、追い出されたり、
「こんなお店二度とこない」ような顔して帰る人もいる。それもけっこーな話だ。
なんども追い出された男子で、忘れたころまたやってくる奇特な子が、大阪でお店を出した、と、その店の
定連さんがショップカードをもって蕎麦を手繰りにきた。そのこの話だと、「けっこう頑固おやじ的な主人」になっているらしい。
メッキがはがれないよう、し続けてほしいものだ。
個人経営のお店は一年以内に8割くらいがなくなる、との統計がある。闘鶏みたいなもんや。
お店側からお客さまにはけっして言ってはタブーの言葉かもしれへんけど「お客さんを選ぶ」
というのは、大事なことのように思う。
論語の会の松田先生の先生で九州大学の名誉教授だった岡田武彦先生の著書に「ヒトは躾で人になる」
という本がある。子供さんがいる人だけでなく、一度は読んでもらいたい名著だ。
昨日の「お花のお稽古」で今年の寺子屋は千秋楽。
あとは、年末の「自分で年越しそばを打つ」というイベント。今年も女子の新人が手をあげてくれて
満席になった。天恩感謝。
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