長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

すいはつ、で決める

2016-12-09 08:27:52 | Weblog

東京も冬らしくなってきた。

今日は、8人の普茶料理を承り、明日が今年最後のライブになるので、

朝から買いだしや仕込みにおわれた。昼は「押上文庫」(正確には、昼だから、押上猫庫」で

食べる。素敵な看板が手作りでできていた。斜め前のせんべいやさんが店を閉めた時に、いただいた

ものを、譲った。それに和紙を張って、柿渋をなんども塗って、いい感じのものができた。

「あとは、ピアノの横のここんところに掛け花をおくといいのですが・・」と文庫ちゃん。

最近は掛け花と「何か」を組み合わせて、飾ることが多くなってきた。ときどき「これください」

といわれ、自作(といっても組み合わせと、金具をつけるくらいだが)のものが、嫁いでいくとき

がある。無茶なことや、花のある人がお客さんに多いせいもあるだろう。でもなんやら、最近よく売れる。

昔から茶室に掛け花や短冊を飾ることがあり、そんな道具や金具のことを「すいはつ」という。垂撥、と書く。

和室が少なくなり、お茶やお花をテーブルで、つまり立礼(りゅうれい)でやることが多くなっていくだろう。

そんな時に、床の間にかわるもので、垂撥などをうまく使っていくといいと思う。

そこで寒い日は、煎り番茶をほうろくで煎り、飲む。その香りが残っているあいだに、炭の上にやかん、

できたら鉄瓶でもおいて、そこに徳利、できたら錫のちろりでも入れ、ぬる燗で一杯・・・いいね。

今日は「満つまめの日」  

明日はライブがあるので16時閉店。(おかげさまで、超満席)

明後日は「蕎麦打ち道場」&「なんとなく・・・・」  新人さんとベテランさんが入り混じる。

新人さんは、ひとり一時間以上そば打ちにかかるので、「なんとなく・・」は、なんとなくまだ先に参加を考えてください。

カウンターで、なんとなく鮨をつくったりして、気になるでしょうが、無視して、眼の前の「そば」に集中講座です。

10日(土) 二人のギターライブ 19時開場 19時半開演

演奏:井上 智(ギター)・赤須翔(ギター)

¥4,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲付き)

 

 


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