東京も冬らしくなってきた。
今日は、8人の普茶料理を承り、明日が今年最後のライブになるので、
朝から買いだしや仕込みにおわれた。昼は「押上文庫」(正確には、昼だから、押上猫庫」で
食べる。素敵な看板が手作りでできていた。斜め前のせんべいやさんが店を閉めた時に、いただいた
ものを、譲った。それに和紙を張って、柿渋をなんども塗って、いい感じのものができた。
「あとは、ピアノの横のここんところに掛け花をおくといいのですが・・」と文庫ちゃん。
最近は掛け花と「何か」を組み合わせて、飾ることが多くなってきた。ときどき「これください」
といわれ、自作(といっても組み合わせと、金具をつけるくらいだが)のものが、嫁いでいくとき
がある。無茶なことや、花のある人がお客さんに多いせいもあるだろう。でもなんやら、最近よく売れる。
昔から茶室に掛け花や短冊を飾ることがあり、そんな道具や金具のことを「すいはつ」という。垂撥、と書く。
和室が少なくなり、お茶やお花をテーブルで、つまり立礼(りゅうれい)でやることが多くなっていくだろう。
そんな時に、床の間にかわるもので、垂撥などをうまく使っていくといいと思う。
そこで寒い日は、煎り番茶をほうろくで煎り、飲む。その香りが残っているあいだに、炭の上にやかん、
できたら鉄瓶でもおいて、そこに徳利、できたら錫のちろりでも入れ、ぬる燗で一杯・・・いいね。
今日は「満つまめの日」
明日はライブがあるので16時閉店。(おかげさまで、超満席)
明後日は「蕎麦打ち道場」&「なんとなく・・・・」 新人さんとベテランさんが入り混じる。
新人さんは、ひとり一時間以上そば打ちにかかるので、「なんとなく・・」は、なんとなくまだ先に参加を考えてください。
カウンターで、なんとなく鮨をつくったりして、気になるでしょうが、無視して、眼の前の「そば」に集中講座です。
10日(土) 二人のギターライブ 19時開場 19時半開演
演奏:井上 智(ギター)・赤須翔(ギター)
¥4,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲付き)
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