長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

最後の五十肩を楽しむ?

2016-08-04 08:06:31 | Weblog

蕎麦という人の体にいいものを提供するには、けっこう

自分が犠牲になることが多い。先輩のそばもんたちも、腰痛

や肩の痛みで店を休みにしたり、廃業にしたりする憂き目になる姿をあまた見てきた。

5月あたりから、左肩が五十肩になった。311のころ右をやったので、「左はなんとかなる」

と思っていたら、けっこうしぶとい。

昨日、お店の常連さんが、「腕のいい整体師がいる」というので、まゆつば覚悟でいってみた。

整体と気功を用いて、治療をやる感じ。気功で人の治療をする人は、自分のいい気を使うので、

それが還元もされるけど、一日3人も治療するとクタクタになる、という話を聞いたことがある。

ので、「元気シールのひばのお守り」を土産にもっていった。目の悪そうなその整体師さんが、

それを右手ににぎった瞬間、「これはすごい気がありますね」というので、「元気シールですから」

と答えた。この会話で「この人はホンモノ」だとわかって、一時間治療を受けた。

ら、チャリンコできたのをわすれ、途中まで歩いていた。それほど、元気がもどってきた。

もちろん一度で完治はしないけど、劇的によくなっているように思う。

世の中、不思議なことや不思議な人がいっぱいいてたのし。

明日はライブがあるので、16時閉店。盲目のピアニストと盲目のハーモニカだけど、

普通の人には見えない世界の真善美を、しっかりつかんで、自分たちの音楽を

創造している人たち。素晴らしい一日になりそうだ。


茶も珈琲も、人間の健康も「これ」が大事

2016-08-02 08:11:13 | Weblog

水。

天真庵の茶とか水出し珈琲は「硯水泉」を使っている。「けんずいせん」

BUNKANの夏樹くんが毎月、静岡までいって調達してくれていた。夏樹くん

は島原に移りすんだので、BUNKANの新しい店長「ぼっちゃん」がそれをバトンタッチしてくれた。

こないだ能登の帰りに、能登島という場所に、同じように不思議な「水」が湧き出ている場所と縁ができた。

一口飲んで、「!」という感じがして、そこのおばあちゃんと話をしていたら、「お風呂に入っていきなさい」

といわれ、その水をたっぷり飲んで、湯につかり、汗びっしょりになりでてきたら、またおばあちゃんがにこやかに

新しい水をコップに用意してくれていた。そして、その水を顔、とくに目をあけたまま、シューとミストすると、

運転していても、目が疲れないことに、びっくり。都会で生活していると、まずなんでも「金」に換算して物事

をはかっていくけど、田舎にいくと、自然によりかかるようにする。すると、自然の神さまと遊ぶことができる。

これを「神遊び」という。これほど、人間的で高度な遊びはない。

今日は「英語で蕎麦会」 縁というのは、日本人だけでなく、この星に住み、いっしょに生かされて

いるもの、魚、動物、鳥、樹木、虫、鉱物・・・・すべてに繋がるものだということが最近わかった。

金曜日は、素晴らしいコンサート。生まれつき光を知らないふたりが、こないだ天真庵を訪ねて

くれて、いきなりきまったライブ。どんな環境に生まれ育っていても、老若男女や貴賤に関係なく、

それぞれの人に、それぞれの「役割」がある。「居場所」と「出番」さへ、しっかりつかんでいれば、

みんな大丈夫や。

 


女子の歴史を学ぶ会 題して「長屋で女史会」

2016-08-01 07:43:31 | Weblog

初めての女性の都知事が誕生した。

「女時」(めどき)がしばらく続きそうだ。そもそも、政治に国民が関心をもたなくなったのは、

政治家たちが、職業つまりサラーリン化して、二世三世議員も増え、人間力や精神的文化力を

もったような「人物」がいなくなったことが大きいのではなかろうか。

昔、らいていさんが「女はかつて太陽だった」ようなことをのたまわれた

。アマテラスさんも太陽であり、女である。宗像大社や厳島神社は、アマテラスさま

の三女神をお祭りしている。四国には愛媛という、愛すべき姫さまがおられた国があり、

太古の昔の西日本は、おしなべて女性上位の世界であったことが、歴史に示されている。

先日いった能登の「真脇遺跡」で、縄文時代の土器などをながめていると、作者はみな女性

で、シャーマンとして神に祈ったり、ものをつくったり、子どもを育てたり、女性がもっとも輝いて

いた時代だったことを物語っている。男は、イケメンか、狩がとくいだったり、いいかりをもって

いたり、つまりちゃんとした「役割」を持っていないと、その家族(集落)には入れず、とらさんの

ように旅を続けなくてはならなかったようだ。

いけない、「卵かけごはん」の時間だ。夜は「長屋で女史会」

女子の歴史を勉強していると、女性中心だった時代はみなおおらかで、

かっこうおおらかな性がいとなまれていたことがわかる。明治以降、儒教、

とかが入ってきて「こうせばならぬ」と、いろいろ制限されてきたみたい。

明日は「英語で蕎麦会」

スカイツリーでみんなで待ち合わせをして、外人さんをポンビキ。

「近くにいい蕎麦屋があるんやけど、いっしょにちゃーしない?」と英語で誘う。