初ちゃんの「ボチボチ生きようぜ!」

毎日の生活で出会った事をボツボツ綴っていきます。

河津桜

2013-03-17 | ドライブ

 

朝6時起床。

最近の私には珍しい早起きです。

少し眠いけれど朝日を浴びて目を覚ますことに。

新聞に目を通し、PCとスマホのメールチェックなどをして過ごしTVを見ていると夫が起きてきた。

いつもはヨーグルト、豆乳、果物少しの朝食だがこんがりと焼けたパンにバターをたっぷり塗っている夫のパンがとてもおいしそうに見え、一口食べた。

この食べたい気持ちを抑えると胃の調子も良くなるのに・・・と思いつつ薬を飲んだ。

あと一日の消化器の薬が切れたらもう飲まなくていいと医師は言うけれど飲んでいる間胃の調子も腸の調子も良くなりもう少し飲めないか医師に頼んでみようと思う。

検査で異常なければ診療終わりというのも腑に落ちない。

暖かい日差しが降り注ぐ中今日は山口県上関町の河津桜を見に行くことに決定。

少し遅かったけれど大勢の人が見に来ていた。

夫は駐車場には止められそうにないと下の方に車を止めて私一人で行って来いと言う。

花が好きでない夫は不愉快でたまらない様子。

私は坂道をえっちらおっちら登って行った。

延々と道路に止めているので道路が狭く少し怖いけれど高齢の方も歩いておられたので何とか花が見える所まで来たので顔を上げて見上げると見覚えのある車が・・・・。

窓を開けて夫が笑っている。

大抵の人は長居せずに見たらすぐ降りるので待っていると頂上の駐車場が空くことに気付いたらしい。

もう散っているのもあるが鮮やかな赤い色の桜はとても華やか。

以前来た頃より随分良くなっていて歩道も整備されている。

中高年のご夫婦らしきカップルがあちこちにお弁当を広げている。

穏やかな入り江に船が行き来しゆったりとした風景に癒される。

こんな風景に原発は似合わないし必要ない。

なぜ上関の住民は立地に賛成したのだろう、などと話しながら下山。

途中「鳩子てんぷら」という看板を見つけ、人が行列していたので買いによる。

食事をしようと「瀬里香」というレストランに行ったが外に人があふれていて多そう。

引き返し、以前美味しい魚を食べさせてもらった「潮音」に行く。

夫は行きたくないそぶりをするが生きのいい魚を又食べたいと行った。

以前は魚のコース料理でとても美味しかったが今回は「魚の煮つけ、金華豚のカツ、エビフライ」から選ぶようになっていた。

私はメバルの煮つけ、夫は金華豚にした。

その日の朝、目の前の海でで釣れた魚を使うと以前言われていたので臭みもなく美味しい。

魚の南蛮酢もとても美味しくフキノトウや山菜の天ぷら、初物の筍は途中掘っている人を見かけたのでこれも地物だろう。

この店は以前「人生の楽園」で取り上げられたそうで広島流川のお店を畳み引っ越して来られて8年。

気さくなオーナー夫人に「よくぞ8年続きましたね」と言うと「色々あったのよ」と話された。

こんな話が大嫌いな夫はもう腰が上がりそうだが聞いてみた。

オーナー夫人は肺血栓で救急車で入院、オーナーは脳こうそくで入院と大きな病気をされたけれど続けてこられたそうだ。

広島が懐かしいと言われた。

私は何も思わずに食事をしたが帰るときになって「お金が無い」という。

私の財布にもあまり持ち合わせが無かったのでちょっと慌てた。

市内にいるといつもカードかケータイで支払うので現金を持たないことが多い。

二人合わせて5000円、やっと捻出。

夫は気に入らなかっと見えてぶつぶつ・・・。

「美味しいものを頂いたんだからあぁ美味しかった、と思えばいいのに」

と、とうとう言ってしまった。

そういえば魚があまり好きでないんだった。