ITニュース、ほか何でもあり。by KGR

ITニュースの解説や感想。その他、気になる話題にもガンガン突っ込む。映画の感想はネタばれあり。

ミステリと言う勿れ、番外記

2022-01-25 19:30:31 | 本、コミック、雑誌、書籍
昨日、フジTVの月曜日9時からのドラマ、いわゆる「月9」で菅田将暉演じる久能整の
謎解きミステリー「ミステリと言う勿れ」の3回目が放送された。

コミックの単行本は10巻まで発売されていて、1300万部が売れているらしい。
平均すると130万人の読者がいることになるが、読者はその倍とみて約250万人と言ったところか。

1300万部売れてるとか読者が250万人なのは、もちろんとてつもない数字ではあるが、
逆に言うと読んだことがあるのは高々250万人、ほとんどの人は「久能整? 何それ?」だろう。

コミックとTVでは大筋は同じではあってもメディアの特性などにもより、違う描き方、違う展開に
なるのは当然と言えば当然。
原作をなぞるだけでは時間が持たないし、そもそもコミックと全く同じだったらドラマ化する意味がない。

「ミステリと言う勿れ」が面白いのは、真犯人を見つけ出すことだけが主眼ではなく、
登場人物の様々な背景に久能が切り込んでいくところにある。

TV版では、容疑者の人となりに迫るだけでなく、風呂光刑事など警察側の心情にも迫り、
いい意味で話を膨らませている。

TVの第3話では、バスジャック事件が解決する。
物語は久能の推理によってバスジャックの解決ではなく、連続殺人の真犯人があぶり出される。
犯人は逮捕されるが、その後思わぬ展開となり、久能も驚愕する。

コミックでは久能が東京で行きそびれた印象派展の次の開催地、広島に向かうエピソードに移るが、
TV版では「漂流郵便局」に残された連続殺人事件被害者の犬堂愛珠のはがきの話につながるらしい。
(TVを見た人からのまた聞き)
はがきは「死にたい、ジュートに頼もう」との内容で、「ジュート」が謎の言葉として登場する。
コミックでは第6巻に同様の内容が出てきて、順序は異なるが時系列的にはこれでいい。

この後の物語の布石というか前日譚にもなっている。
今後どう展開していくのか。

尚、時系列でいうと、久能がライカと出会うのはまだまだ先。



ちなみに、犬堂愛珠(いぬどうあんじゅ)の弟、ガロは我路で、オトヤは乙矢、ハヤは甲矢と書く。
甲矢と乙矢は弓道の矢の種類を示すものらしい。



単行本は10巻まで出ていて、感想を書き下ろすことも可能だが、すぐにネタ切れになりそうで控えている。
単行本の存在を知ったときには7巻まで出ていた。
試し読みで気に入って買おうとしたが、既に売り切れてプレミアがついていた。
しかし、待っていたら再版されて1~7巻までを一気買いしたのが、2020/9頃。
その後買い続けて10巻に至る。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 今朝の東京スカイツリー(202... | トップ | 今朝の東京スカイツリー(202... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

本、コミック、雑誌、書籍」カテゴリの最新記事