第11巻が発売されました。
TVCMを見て、我路の活躍が見られるかと思っていましたが、それほどでもなかったです。
ただ、今までの犯罪の首謀者たちと心理カウンセラーの関係性をにおわせ、我路、ライカ、狩集汐路などの、
関係者の絡みが露わになってくるなど物語が複雑になってきます。
今後が楽しみです。
さて、今回触れるのは第10巻。
2021年の12/15が初版発行日となっています。
物語は前巻で発生した誘拐事件の続きですので、その事件についておさらいしておきます。
*
第9巻 episode14 誰が誰に 誰を誰と
とある土砂崩れ復旧作業での大量の白骨死体の露呈。
久能整は偶然大きな荷物を抱える男に会い道案内をする。
久能は誘拐事件を疑うが大隣署の池本は事件は知らないと答える。
大隣署の青砥刑事は離婚した妻のもとにいる娘と久々の休日の予定だったが、娘は青砥と別れた後誘拐される。
青砥に犯人から電話が入り、別の子供を誘拐しろと命令される。
*
episode14-2 囁く夜
青砥は久能と会い、昼間見た人物はかつて青砥が誤認逮捕した誘拐事件の被疑者だったと考える。
また、工事現場で発見された白骨遺体は6人の子供だった。
青砥は久能に事情を話し、一緒に行動するが、誘拐予定者は旅行に行っていた。
青砥はなすすべもなく、やがて犯人の指定期限となり、犯人の「してんちょう」から電話がかかってきた。
*
第10巻
episode 14-3 渉猟の果て
犯人の誘拐指定期限となり、青砥に電話が入る。
犯人「してんちょう」は青砥の動きを知っており青砥に誘拐はできないと思って既に誘拐したと言う。
そして監禁してある場所を探し出せと言う。
青砥と久能はドラレコの画像を確認し、かつて青砥が誤認逮捕した連続幼女殺人事件「鍵山事件」絡みであると推理した。
一方、池本と風呂光は久能のアパートを訪れ、久能が青砥と出かけたことを知る。
横浜の刑事から青砥に工事現場の白骨遺体はすべて男児で、遺留品から鍵山事件と同一犯と思われると連絡が入る。
青砥と久能は鍵山事件で聴取した人物に当たり直し、ペンダントのマークを思い出したと聞かされる。
それは、青砥の娘、由香が通うスイミングスクールのコーチの付けているものと酷似していた。
しかし、そのコーチは先週から行方不明だった。
青砥と久能はそのコーチ、蘇我の家に行き、誘拐を指示された対象が死んでいるのに気づくが、してんちょうからの電話には
寝ていると答える。
犯人のしてんちょうはその子を連れて指示する場所に来いと命令する。
*
episode 14-4 円になる
青砥と久能は途中で食べ物を調達して指定場所に向かう。
一方、大隣署では青砥の動きを察知していたが理由まではわかっていなかった。
そこへ池本に知らない番号から重要な電話が入った。
指定された場所はキャンプ場で、コンテナがいくつも置かれていた。
青砥と久能、そして実は死体の誘拐被害児童がその一つに入ると外から施錠される。
全部で5つのコンテナには、鍵山事件の関係者とその子供が別々にしかもつながって入れられており、してんちょうの指示で
青砥によるオンライン尋問が始まる。
久能は会話をつぶさに検証し、ただ一人してんちょうと同時に画面に映らない人物を見つけ、犯人だと断定する。
その犯人は、白骨遺体の殺人犯であり、鍵山事件の犯人であり、今回の誘拐を画策した人物だった。
してんちょうだった井口は、かつての殺人事件のいきさつ、時を経て女児の連続殺人を強行した理由などを吐露した。
そして、自身の息子をアレルギー症状で死に至らしめたスイミングコーチを殺害していた。
井口はコンテナごと由香を池に沈めようとしたが、現場に急行して風呂光らに救助される。
池本にかかってきた電話は青砥が買い物したパン屋であり、池本に連絡するようメモを渡していた。
井口は逮捕され、由香は助かり、監禁されていた連中も解放された。
スイミングコーチの蘇我は池の中で遺体で発見された。
事件を聞きつけた青砥の元妻、赤間敦子が登場、一般人(久能のこと)を巻き込むのは青砥らしくないと言うが、
久能は青砥が久能を守るためにそばに置いていたと答える。
こうして事件は解決し、久能はライカと会う。
ライカは久能がかかわる事件にことごとく十二星座が絡んでいることに違和感を抱く。
*
第10巻はここで終わり。
エピソードは完結し、次巻への直接的なつながりはない。
コンテナのオンライン尋問で段々と犯人を絞り込んでいく様子はまさにミステリーの真骨頂。
また、複数の連続殺人事件も誘拐も表面上は無関係に思えたが犯人の歪んだ思考が露呈したものだった。
TVCMを見て、我路の活躍が見られるかと思っていましたが、それほどでもなかったです。
ただ、今までの犯罪の首謀者たちと心理カウンセラーの関係性をにおわせ、我路、ライカ、狩集汐路などの、
関係者の絡みが露わになってくるなど物語が複雑になってきます。
今後が楽しみです。
さて、今回触れるのは第10巻。
2021年の12/15が初版発行日となっています。
物語は前巻で発生した誘拐事件の続きですので、その事件についておさらいしておきます。
*
第9巻 episode14 誰が誰に 誰を誰と
とある土砂崩れ復旧作業での大量の白骨死体の露呈。
久能整は偶然大きな荷物を抱える男に会い道案内をする。
久能は誘拐事件を疑うが大隣署の池本は事件は知らないと答える。
大隣署の青砥刑事は離婚した妻のもとにいる娘と久々の休日の予定だったが、娘は青砥と別れた後誘拐される。
青砥に犯人から電話が入り、別の子供を誘拐しろと命令される。
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episode14-2 囁く夜
青砥は久能と会い、昼間見た人物はかつて青砥が誤認逮捕した誘拐事件の被疑者だったと考える。
また、工事現場で発見された白骨遺体は6人の子供だった。
青砥は久能に事情を話し、一緒に行動するが、誘拐予定者は旅行に行っていた。
青砥はなすすべもなく、やがて犯人の指定期限となり、犯人の「してんちょう」から電話がかかってきた。
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第10巻
episode 14-3 渉猟の果て
犯人の誘拐指定期限となり、青砥に電話が入る。
犯人「してんちょう」は青砥の動きを知っており青砥に誘拐はできないと思って既に誘拐したと言う。
そして監禁してある場所を探し出せと言う。
青砥と久能はドラレコの画像を確認し、かつて青砥が誤認逮捕した連続幼女殺人事件「鍵山事件」絡みであると推理した。
一方、池本と風呂光は久能のアパートを訪れ、久能が青砥と出かけたことを知る。
横浜の刑事から青砥に工事現場の白骨遺体はすべて男児で、遺留品から鍵山事件と同一犯と思われると連絡が入る。
青砥と久能は鍵山事件で聴取した人物に当たり直し、ペンダントのマークを思い出したと聞かされる。
それは、青砥の娘、由香が通うスイミングスクールのコーチの付けているものと酷似していた。
しかし、そのコーチは先週から行方不明だった。
青砥と久能はそのコーチ、蘇我の家に行き、誘拐を指示された対象が死んでいるのに気づくが、してんちょうからの電話には
寝ていると答える。
犯人のしてんちょうはその子を連れて指示する場所に来いと命令する。
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episode 14-4 円になる
青砥と久能は途中で食べ物を調達して指定場所に向かう。
一方、大隣署では青砥の動きを察知していたが理由まではわかっていなかった。
そこへ池本に知らない番号から重要な電話が入った。
指定された場所はキャンプ場で、コンテナがいくつも置かれていた。
青砥と久能、そして実は死体の誘拐被害児童がその一つに入ると外から施錠される。
全部で5つのコンテナには、鍵山事件の関係者とその子供が別々にしかもつながって入れられており、してんちょうの指示で
青砥によるオンライン尋問が始まる。
久能は会話をつぶさに検証し、ただ一人してんちょうと同時に画面に映らない人物を見つけ、犯人だと断定する。
その犯人は、白骨遺体の殺人犯であり、鍵山事件の犯人であり、今回の誘拐を画策した人物だった。
してんちょうだった井口は、かつての殺人事件のいきさつ、時を経て女児の連続殺人を強行した理由などを吐露した。
そして、自身の息子をアレルギー症状で死に至らしめたスイミングコーチを殺害していた。
井口はコンテナごと由香を池に沈めようとしたが、現場に急行して風呂光らに救助される。
池本にかかってきた電話は青砥が買い物したパン屋であり、池本に連絡するようメモを渡していた。
井口は逮捕され、由香は助かり、監禁されていた連中も解放された。
スイミングコーチの蘇我は池の中で遺体で発見された。
事件を聞きつけた青砥の元妻、赤間敦子が登場、一般人(久能のこと)を巻き込むのは青砥らしくないと言うが、
久能は青砥が久能を守るためにそばに置いていたと答える。
こうして事件は解決し、久能はライカと会う。
ライカは久能がかかわる事件にことごとく十二星座が絡んでいることに違和感を抱く。
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第10巻はここで終わり。
エピソードは完結し、次巻への直接的なつながりはない。
コンテナのオンライン尋問で段々と犯人を絞り込んでいく様子はまさにミステリーの真骨頂。
また、複数の連続殺人事件も誘拐も表面上は無関係に思えたが犯人の歪んだ思考が露呈したものだった。
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