ちょっと遅くなりましたが先週末金土日の3日間の全米興行収入のベスト10です。
今週は「ダイバージェント」の続編「インサージェント」が初登場1位。
***
1. The Divergent Series: Insurgent
2. Cinderella
3. Run All Night
4. The Gunman
5. Kingsman: The Secret Service
6. Do You Believe?
7. The Second Best Exotic Marigold Hotel
8. Focus
9. Chappie
10. The SpongeBob Movie: Sponge Out of Water
**
11.McFarland, USA
12. American Sniper
13. The Lazarus Effect
14. Fifty Shades of Grey
15. The DUFF
**
私の独断による「見たい度」を×、★、★★、★★★の4段階で記載。
*
1.The Divergent Series: Insurgent (★)
初登場1位。
5220万ドル。
「ダイバージェント」の続編。
小説などでは、ダイバージェントを異端者としているようだが、
意味としては「分岐」「逸脱」、数学や物理では「発散」。
ニュアンスとしては「異端」より「はみ出し者」が近いかも。
Insurgentは「反乱」。
3作目は「Allegiant」(=忠誠)で前後編になることが決まっている。
「ハンガーゲーム」や「トワイライト」に倣ってのことだろうが、
成功事例をまねて失敗とならなければいいが。
前作の第1週は5460万ドルと、今作とほぼ同じ。
最終興収は1億5094万ドルだった。
日本では、約1億5千万円とその1/100程度しか稼げず。
個人的には「ハンガーゲーム」より面白いと思うのだが、日本では受けなかった。
「インサージェント」年内公開予定
*
2.Cinderella (★)
1位から2位にダウン。
半減の3490万ドル。累計1億2250万ドル。
「シンデレラ」実写版。
予告を見る限りディズニーアニメ版に大きなひねりはないように見える。
継母にケイト・ブランシェット、王はデレク・ジャコビ。
ステラン・ステルスガルド、ヘレナ・ボナム・カーター、ヘイレイ・アトウェルなど
主役2人(リリー・ジェームス、リチャード・マッデン)意外は大物揃い。
「シンデレラ」2015/4/25(Disney)
*
3.Run All Night (★★)
2位から3位にダウン。
半減の500万ドル。累計1950万ドルと全く冴えず、
製作費(5千万ドル)まで行くか?
リーアム・ニーソン、エド・ハリス。
家族とは疎遠だった殺し屋。
ある日、息子を狙う男を殺すが、その男は自分のボスの息子だった。
「ラン・オールナイト」2015/5/16(WB)
*
4.The Gunman (★★)
初登場4位。
500万ドル。3位とはわずか3600ドル差の大接戦。
ショーン・ペン、ハビエル・バルデム、イドリス・エルバ。
狙撃チームの一員としてコンゴの鉱業相を暗殺した男。
数年後に今後を訪れたとき、自身がターゲットになっていた。
日本公開未定。
*
5.Kingsman: The Secret Service (★★)
3位から5位にダウン
1/4減の460万ドル。累計1億1450万ドル。
コリン・ファース、マイケル・ケイン、サミュエル・L・ジャクソン。
ベテランスパイがリクルートした新人スパイ候補、
最も優秀だったのは元不良少年だった。
コメディタッチで描くスパイアクションもの。
邦題未定/公開時期未定(20thFOX)
コリン・ファースだけに「英国王のシークレット・サービス」ではどう?
*
6.Do You Believe? (✕)
初登場6位。350万ドル。
「あなたは、神を信じますか?」「信ずる者は救われる」
理念としての神ではなく、実在する神。
日本公開未定
*
7.The Second Best Exotic Marigold Hotel (★★)
6位 から7位にダウン。
4割減って350万ドル。6位とは8万ドルほどの僅差。
累計2410万ドル。
ジュディ・ディンチ、ビル・ナイ、マギー・スミス。
トム・ウィルキンソンは前作で死んだので出ないようだ。
「マリーゴールド・ホテルで会いましょう」の続編。
イギリス映画。
前作は全米で4600万ドルを稼いだ。
「マリーゴールド・ホテルで会いましょう2(仮題)」年内公開予定(20thFOX)
*
8.Focus (★)
4位から8位にダウン。
4割減の320万ドル。
累計4930万ドルと製作費(5千万ドル)まであと少し。
ウィル・スミス、マーゴット・ロビー。
詐欺師が元カノで元弟子の女性と再会し、コンビを組んで詐欺を展開していくが。
「フォーカス」2015/5/1(WB)
*
9.Chappie (★★★)
5位から9位にダウン。
興収は半減の260万ドル、累計2830万ドル。
ニール・ブルムカンプ監督作。
チャッピーはシャルトー・コプリーが演じる。
デブ・パテル、ヒュー・ジャックマン、シガニー・ウィーバー。
攻撃兵器として造られたチャッピーだが、人のような感情を持つように。
「チャッピー」2015/5/23(Sony)
*
10.The SpongeBob Movie: Sponge Out of Water (✕)
7位から10位にダウン。
4割減の230万ドル。累計1億5880万ドル。
スポンジボブの劇場版、続編。実写との合成アニメ。
前作は2004年11月に2位で初登場。
ちなみにその時の1位は「ナショナル・トレジャー」
「スポンジ・ボブ 海のみんなが世界を救Woo!」2015/5/26公開(Paramount)
*** 今週ベスト10圏外に落ちた作品 ***
11.McFarland, USA (★)
8位から11位にダウン。
4割減って210万ドル、累計は3850万ドル。
ケビン・コスナー。
カリフォルニアの高校に赴任してきた体育教師(ケビン・コスナー)。
生徒の才能に気づき、クロスカントリーチームを作り全米屈指の強豪に育て上げていく。
実話らしい。
マクファーランドと言う地名は全米のあちこちにあるようだが、
カリフォルニア州のマクファーランドはロサンゼルスの北200kmほどに位置する田舎町。
日本公開未定。
*
14.Fifty Shades of Grey (✕)
9位から14位にダウン。
半分以下の130万ドル、累計は1億6380万ドルなのでもう十分か。
官能小説ネットノベル=>書籍化でベストセラー=>映画化で大ヒット。
日本では空振り。
主人公のヤングセレブCEOがグレイ。
一般の女子大生が美男CEOグレイに見初められて恋人契約を結ぶが、
グレイはとんでもない変態M男ある秘密を持つ男だった。
3部作で「フィフティ・シェイズ・オブ・ダーカー」
「フィフティ・シェイズ・オブ・フリード」の
公開が予定されている。
「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」2015/2/13(東宝東和)
*
15.The DUFF(✕)
10位から15位にダウン。
6割近くの減で120万ドルで、累計3240万ドル。
製作費は1千万ドルに満たず、十分稼いだか。
メイ・ホイットマン、ロビー・アメル。
おチビでふっくらの冴えない女子高生がのっぽのイケメンに触発されて
かっこよくなる学園物。
DUFFはゴルフの「ダフる」、だめんぼ、役立たず、ケツ、などの意味だが、
ここでは「Designated Ugly Fat Friend」の略。
日本公開未定。
今週は「ダイバージェント」の続編「インサージェント」が初登場1位。
***
1. The Divergent Series: Insurgent
2. Cinderella
3. Run All Night
4. The Gunman
5. Kingsman: The Secret Service
6. Do You Believe?
7. The Second Best Exotic Marigold Hotel
8. Focus
9. Chappie
10. The SpongeBob Movie: Sponge Out of Water
**
11.McFarland, USA
12. American Sniper
13. The Lazarus Effect
14. Fifty Shades of Grey
15. The DUFF
**
私の独断による「見たい度」を×、★、★★、★★★の4段階で記載。
*
1.The Divergent Series: Insurgent (★)
初登場1位。
5220万ドル。
「ダイバージェント」の続編。
小説などでは、ダイバージェントを異端者としているようだが、
意味としては「分岐」「逸脱」、数学や物理では「発散」。
ニュアンスとしては「異端」より「はみ出し者」が近いかも。
Insurgentは「反乱」。
3作目は「Allegiant」(=忠誠)で前後編になることが決まっている。
「ハンガーゲーム」や「トワイライト」に倣ってのことだろうが、
成功事例をまねて失敗とならなければいいが。
前作の第1週は5460万ドルと、今作とほぼ同じ。
最終興収は1億5094万ドルだった。
日本では、約1億5千万円とその1/100程度しか稼げず。
個人的には「ハンガーゲーム」より面白いと思うのだが、日本では受けなかった。
「インサージェント」年内公開予定
*
2.Cinderella (★)
1位から2位にダウン。
半減の3490万ドル。累計1億2250万ドル。
「シンデレラ」実写版。
予告を見る限りディズニーアニメ版に大きなひねりはないように見える。
継母にケイト・ブランシェット、王はデレク・ジャコビ。
ステラン・ステルスガルド、ヘレナ・ボナム・カーター、ヘイレイ・アトウェルなど
主役2人(リリー・ジェームス、リチャード・マッデン)意外は大物揃い。
「シンデレラ」2015/4/25(Disney)
*
3.Run All Night (★★)
2位から3位にダウン。
半減の500万ドル。累計1950万ドルと全く冴えず、
製作費(5千万ドル)まで行くか?
リーアム・ニーソン、エド・ハリス。
家族とは疎遠だった殺し屋。
ある日、息子を狙う男を殺すが、その男は自分のボスの息子だった。
「ラン・オールナイト」2015/5/16(WB)
*
4.The Gunman (★★)
初登場4位。
500万ドル。3位とはわずか3600ドル差の大接戦。
ショーン・ペン、ハビエル・バルデム、イドリス・エルバ。
狙撃チームの一員としてコンゴの鉱業相を暗殺した男。
数年後に今後を訪れたとき、自身がターゲットになっていた。
日本公開未定。
*
5.Kingsman: The Secret Service (★★)
3位から5位にダウン
1/4減の460万ドル。累計1億1450万ドル。
コリン・ファース、マイケル・ケイン、サミュエル・L・ジャクソン。
ベテランスパイがリクルートした新人スパイ候補、
最も優秀だったのは元不良少年だった。
コメディタッチで描くスパイアクションもの。
邦題未定/公開時期未定(20thFOX)
コリン・ファースだけに「英国王のシークレット・サービス」ではどう?
*
6.Do You Believe? (✕)
初登場6位。350万ドル。
「あなたは、神を信じますか?」「信ずる者は救われる」
理念としての神ではなく、実在する神。
日本公開未定
*
7.The Second Best Exotic Marigold Hotel (★★)
6位 から7位にダウン。
4割減って350万ドル。6位とは8万ドルほどの僅差。
累計2410万ドル。
ジュディ・ディンチ、ビル・ナイ、マギー・スミス。
トム・ウィルキンソンは前作で死んだので出ないようだ。
「マリーゴールド・ホテルで会いましょう」の続編。
イギリス映画。
前作は全米で4600万ドルを稼いだ。
「マリーゴールド・ホテルで会いましょう2(仮題)」年内公開予定(20thFOX)
*
8.Focus (★)
4位から8位にダウン。
4割減の320万ドル。
累計4930万ドルと製作費(5千万ドル)まであと少し。
ウィル・スミス、マーゴット・ロビー。
詐欺師が元カノで元弟子の女性と再会し、コンビを組んで詐欺を展開していくが。
「フォーカス」2015/5/1(WB)
*
9.Chappie (★★★)
5位から9位にダウン。
興収は半減の260万ドル、累計2830万ドル。
ニール・ブルムカンプ監督作。
チャッピーはシャルトー・コプリーが演じる。
デブ・パテル、ヒュー・ジャックマン、シガニー・ウィーバー。
攻撃兵器として造られたチャッピーだが、人のような感情を持つように。
「チャッピー」2015/5/23(Sony)
*
10.The SpongeBob Movie: Sponge Out of Water (✕)
7位から10位にダウン。
4割減の230万ドル。累計1億5880万ドル。
スポンジボブの劇場版、続編。実写との合成アニメ。
前作は2004年11月に2位で初登場。
ちなみにその時の1位は「ナショナル・トレジャー」
「スポンジ・ボブ 海のみんなが世界を救Woo!」2015/5/26公開(Paramount)
*** 今週ベスト10圏外に落ちた作品 ***
11.McFarland, USA (★)
8位から11位にダウン。
4割減って210万ドル、累計は3850万ドル。
ケビン・コスナー。
カリフォルニアの高校に赴任してきた体育教師(ケビン・コスナー)。
生徒の才能に気づき、クロスカントリーチームを作り全米屈指の強豪に育て上げていく。
実話らしい。
マクファーランドと言う地名は全米のあちこちにあるようだが、
カリフォルニア州のマクファーランドはロサンゼルスの北200kmほどに位置する田舎町。
日本公開未定。
*
14.Fifty Shades of Grey (✕)
9位から14位にダウン。
半分以下の130万ドル、累計は1億6380万ドルなのでもう十分か。
官能小説ネットノベル=>書籍化でベストセラー=>映画化で大ヒット。
日本では空振り。
主人公のヤングセレブCEOがグレイ。
一般の女子大生が美男CEOグレイに見初められて恋人契約を結ぶが、
グレイは
3部作で「フィフティ・シェイズ・オブ・ダーカー」
「フィフティ・シェイズ・オブ・フリード」の
公開が予定されている。
「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」2015/2/13(東宝東和)
*
15.The DUFF(✕)
10位から15位にダウン。
6割近くの減で120万ドルで、累計3240万ドル。
製作費は1千万ドルに満たず、十分稼いだか。
メイ・ホイットマン、ロビー・アメル。
おチビでふっくらの冴えない女子高生がのっぽのイケメンに触発されて
かっこよくなる学園物。
DUFFはゴルフの「ダフる」、だめんぼ、役立たず、ケツ、などの意味だが、
ここでは「Designated Ugly Fat Friend」の略。
日本公開未定。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます