2015QSOパーティ

アマチュア無線、いわゆるハムの話題です。

一応「コンテスト」にはなっていますが、順位を競うものではない。

詳しい時刻は省略しますが、毎年１/２の朝から１/３の夜まで
アマチュア無線家同士が新年の交信を行い、その結果を
ＪＡＲＬ（日本アマチュア無線連盟）に報告する。
一定の条件を満たせば「干支のシール」がもらえる。

一回逃すと次廻ってくるまで１２年かかるので
毎年この条件を満たすべく頑張らざるを得ない。

とはいってもそんなに高いハードルではありません。

私はアンテナを下してしまって、今は固定のアンテナがないので、
もっぱら聞き役（ＳＷＬ）として参加しています。

あと２枚で干支が完成するので止めるにやめられない。

ハム人口は減少の一途で現在は４５万局弱。
一時は２００万局くらいあったはずなんですが。

増やすのは、アマチュア無線を題材にした漫画かＴＶドラマでもないと無理ですね。

ところでアマチュア無線には従事者免許（以下、従免）と無線局免許（以下、局免）の
２種類の免許があります。

従免は車で言えば運転免許に相当するもの。

無線設備を操作し、電波を出していいよ、と言う免許。
運転免許の場合は運転する車（例えば大型、中型、普通、牽引、特殊など）の区分ごと
に免許が分かれているように、従免にもいくつかの種類があり
出せる電波の周波数や出力や型式に決まりがあります。

一方、局免は車で言えば車両登録みたいなもので
どんな設備でどんな電波を出していいかを許可する免許です。

コールサイン（呼び出し符号）は局免に対して与えられます。
無線局ならＴＶ局やラジオ局にもついてます。

「文化放送、文化放送、ＪＯＱＲ」なんてね。
聞いたことありますか。あのＪＯＱＲが文化放送のコールサイン。

東京ＭＸＴＶはコールサインはＪＯＭＸ、
フジテレビの事をＣＸと言ったりするけどＪＯＣＸがコールサイン。
ハムのコールサインのルールは全然違う付け方ですが。

車は運転免許を持っていなくても買えますし、
運転免許を持っていても車を持たない人がいるように、

従免を持っていて無線設備を持たない人もいます。
また、従免がなくても無線機は買えますが、それを運用すれば電波法違反です。
車の無免許運転と同じ。

従免があれば他人の所有する無線設備を使うことは可能です。
ゲストオペレーターと呼びます。
普通車の運転免許でバスが運転できないのと同様に、従免の範囲を超えた運用はできません。

さっき４５万局と書いたのは無線局＝有効な局免の数。
有効な車検を持つ車の台数みたいなものかな。

従免を持つ人の数はどのくらいいるんでしょうかね。
全く想像がつきません。