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実質値上げ

2016-11-17 23:04:06 | 観察
このところ、生鮮食品を中心に値上がりが激しい。

特に葉物野菜は何か月も高値が続いて、家計を直撃している。

白菜、キャベツ、大根はかなり高い。
人参、レタス、ほうれん草、ブロッコリー、挙げればきりがない。
しかも、ただ高いだけでなく、出来が悪い、育ちが悪いものしか出回っていない。

野菜は特に価格変動が激しいがからこの先どうなるかわからないが、
価格が通常並みに下がってくるのを期待するしかない。

ちょっと前までサンマもバカ高だったし、イカも高いんだよね、少ないし。

牛肉がこのところ、というよりここ何年もじりじりと値上がりしている。
国産はもとより、オージービーフも値上がりが激しい。
5年程前に比べると1.5倍程度の感じだ。

しかし、統計によると物価は値下がりしているらしい。
というのも、消費者物価の統計に生鮮食料品は含まれないから。

確かに、野菜などは季節変動だけでなく、気候等による変動が大きく、
統計になじまないのはよくわかる。

しかし、毎日の生活に響くのはむしろそっちなんだよね。

物価下落の要因の一つである家電などは性能が上がって価格が下がる傾向にあり、
同性能で比較すれば、どんどん値下がりすることになる。

でも生活家電やらパソコンやら携帯やらはそうしょっちゅう買うものではない。
いわゆる耐久消費財は何年に一度とか買い替えのサイクルは長い。
でも、食料品はそうもいかない。

生鮮食料品のように季節や出来によって大きく値が振れるものは別としても、
食材の値上げが顕著。

飲料や調味料は1パッケージのサイズがどんどん小さくなっている。
味噌と言えば1kgが当たり前だったのに、今や750gが標準サイズ。

醤油やめんつゆなんかでも900ml、800mlの物が増えてきた。
バターやマーガリンも昔は1ポンドが基準だったから、450gだったんだよね。

うちはマーガリンばっかなので、バターは知らないけど、400g、360g、320g
と減ってきて、今は300gが標準サイズだもんなぁ。

食料品だけじゃないよ。
ボックスティッシュも200組400枚が一般的だったが、いまや大衆向けですら
180組、170組、150組のものまである。

そういう目で見ていると、パッケージがリニューアルされるタイミングが危ない。
スナックや菓子類も1パッケージの容量が微妙に減っているから。

特にハウスブランドの値上げ率が高い。
ナショナルブランドは値上げすると大々的に報道されちゃうし、やりにくいのかも。

容量減と価格上昇でダブルパンチになっているケースが多いから要注意。
もちろん、容量減で価格据え置きのものや、単純に値上げしているものもある。

写真は切れてるチーズ。
新パッケージの方は「2」が目立つので、2枚増量かと思える。
実際に18枚が20枚になっているのだが、どちらも148g。
1枚が薄くなっただけでかなりの値上げになっている。

「2」は2枚増量ではなく、10枚ずつの2パック仕様になったというだけ。
さすがに同じ容量で2枚増量はないでしょうからね。

なお、このお店の旧パッケージの248円は近隣のお店と比べてもかなり安いほうなので、
余計に300円との価格差が目立つことは申し添えておく。
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