青森・黒石の“純金こけし”売却危機で共同オーナー募集(読売新聞) - goo ニュース
思い起こせば、ふるさと創生資金という無策の現金ばらまき行政から20年近い。
あの時は、3000余あったと思うが、各自治体に1億円ずつ配ったんだよね。
正確には全部ではなく、地方交付税不交付団体(金持ちの自治体)
には配られなかったらしい。
突然1億もらってもすることがなくて、金塊を買うのが流行った。
高知県でも金のカツオを作って盗まれるなんて事件があった。
なお、高山の金塊や千葉の金の浴槽はふるさと創生とは別物らしいので念のため。
ところで、黒石市の窮状はお察しするし、元の1億円が
ほぼ20年で1億3千万とか4千万になっていると聞くと、
結果としては良かったんじゃないかと思ってしまう。
もちろんこれは、維持費(金塊展示にかかる経費とそれに見合う入場料収入の増)
がペイしていたとしての話であるが、
結構人気があって入場者増に寄与したというからまあ、よしとしよう。
ところが、他にも金塊を買った市町村が結構あって、
近年は金の価格が上がって帳簿上の利益が出ているが、
数年前までは評価損になっていたらしいし、
現金で貯金したところは、もっと多い数千万円の利子を生んでいるらしい。
まあ、今の0がいくつ付くの?といった利率からは想像できないが、
昔は利子も高かったんですよね。
貯金して何もしないことが一番利益を生むなんていいのか悪いのか。
ところで、あの3000億円は現存価値でどのくらいでしょうか。
黒石市は、金塊が残ってしかも価値が増えているからましだが、
前述のように金塊を盗まれてしまったところもあるし、
温泉を掘ってみたものの何にも出なかったり、
箱ものを作ったのはいいけど赤字でつぶれたり、
無駄遣いに終わったところも多いようだ。
さて、この「ふるさと創生資金」はまだ現ナマだったからいいが、
(ばらまき行政の典型で本当は良くないけど)
「ふるさと納税」に至っては空手形としか言いようがないからご注意。
地方交付税を絞って、地方税を値上げさせて、
さらに誰がどこにいくらつぎ込むかも全く見当がつかない「ふるさと納税」で
まるで都会から潤沢に資金が流れ込んでくるような錯覚を与えている。
そもそも過疎地に納税されるなんて誰が決めたんですかね。
くれぐれも自分の住んでいる自治体が潤うなんて思わないことです。
思い起こせば、ふるさと創生資金という無策の現金ばらまき行政から20年近い。
あの時は、3000余あったと思うが、各自治体に1億円ずつ配ったんだよね。
正確には全部ではなく、地方交付税不交付団体(金持ちの自治体)
には配られなかったらしい。
突然1億もらってもすることがなくて、金塊を買うのが流行った。
高知県でも金のカツオを作って盗まれるなんて事件があった。
なお、高山の金塊や千葉の金の浴槽はふるさと創生とは別物らしいので念のため。
ところで、黒石市の窮状はお察しするし、元の1億円が
ほぼ20年で1億3千万とか4千万になっていると聞くと、
結果としては良かったんじゃないかと思ってしまう。
もちろんこれは、維持費(金塊展示にかかる経費とそれに見合う入場料収入の増)
がペイしていたとしての話であるが、
結構人気があって入場者増に寄与したというからまあ、よしとしよう。
ところが、他にも金塊を買った市町村が結構あって、
近年は金の価格が上がって帳簿上の利益が出ているが、
数年前までは評価損になっていたらしいし、
現金で貯金したところは、もっと多い数千万円の利子を生んでいるらしい。
まあ、今の0がいくつ付くの?といった利率からは想像できないが、
昔は利子も高かったんですよね。
貯金して何もしないことが一番利益を生むなんていいのか悪いのか。
ところで、あの3000億円は現存価値でどのくらいでしょうか。
黒石市は、金塊が残ってしかも価値が増えているからましだが、
前述のように金塊を盗まれてしまったところもあるし、
温泉を掘ってみたものの何にも出なかったり、
箱ものを作ったのはいいけど赤字でつぶれたり、
無駄遣いに終わったところも多いようだ。
さて、この「ふるさと創生資金」はまだ現ナマだったからいいが、
(ばらまき行政の典型で本当は良くないけど)
「ふるさと納税」に至っては空手形としか言いようがないからご注意。
地方交付税を絞って、地方税を値上げさせて、
さらに誰がどこにいくらつぎ込むかも全く見当がつかない「ふるさと納税」で
まるで都会から潤沢に資金が流れ込んでくるような錯覚を与えている。
そもそも過疎地に納税されるなんて誰が決めたんですかね。
くれぐれも自分の住んでいる自治体が潤うなんて思わないことです。
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