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創業家と経営のプロ

2007-03-28 11:43:59 | 政治経済
三洋電機「解体」加速か 創業家トップ辞任で経営混乱(朝日新聞) - goo ニュース

またしても、創業家か。

初代、すなわち創業者が卓越した経営資質の持ち主であったことは判る。
創業者の一族も優れた経営力を持っていたからこそ、
会社がここまで大きくなったんでしょう。

しかし、藩主の子が藩主であるべき必要はないわけで、
経営は経営のプロに任せればいいと思うんですけどね。

せっかく自分たち一族で築き上げた会社を他人に渡したくない。
判りますよ、
しかし、創業家であれば、それなりの株を持っているわけでしょう。
株主として経営を監視し、利益を享受すればいいんじゃないでしょうか。
経営は経営のプロに任せて。

社長のお坊っちゃま。
若いころから特別扱いされてたんでしょうか。
それが王道だ、そうやって経営の何ためかを教えている、
なんて人もいるかもしれませんね。
でも、素質まで本当に見抜けてました?

息子に必ずしも親父と同じ資質があるとは言い切れないところが
人間の不可思議、世の中の不合理と言うか、
例えば一茂、たとえば克則。

蛙の子は蛙、瓜の蔓に茄子はならぬ、とはいうけれど
鳶が鷹を産んだ、と言うこともあるし、醜いあひるの子だってこともある。
(子に親と違う才能があるという意味で言っています)

いずれにしても、会社が創業者を大切にする気概は結構、
いわゆる創業者利益だって否定しません。
でも同族経営、一族経営は必要ない。

どうもこの辺りの所有者と経営者の違いがよく判っていないですな。
小さい会社とか、専業の会社はそれでも良いですよ。
トップが末端まで見れるとか、自社の商品、サービスのすべてを把握できているなら、
オーナー社長大いに結構。

欽チャンの野球チームはそれでいいってこと。
しかし、楽天は三木谷さんが監督はしないでしょ。
あくまでオーナー、フロントもマネージメントも別だよね。

言いたいのは、社長だって適材適所だってことです。
世襲する必然性は全くありません。
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1 コメント

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こんにちは (株でなんとかしたい)
2007-03-28 12:07:06
はじめまして^^

私の株ブログで
こちらの記事を紹介させて頂きましたので
ご連絡させて頂きました。

紹介記事は
http://kabukdenantoka.blog90.fc2.com/blog-entry-191.html
です。

これからもよろしくお願いいたします^^
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