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桑田、捻挫。ベテランの落とし穴。

2007-03-27 13:09:04 | スポーツ
桑田は開幕メジャー絶望的 試合中、右足首ねんざ(共同通信) - goo ニュース

3塁カバーに走った時に、審判と衝突し、右側に倒れこんで右足を捻挫。

今朝のTVで「塁審が悪い」と言った解説者がいたけど、あれは球審。
プレート・アンパイアですね。

昔は球審をチーフ・アンパイア(主審)とも言ってましたが、
チーフ・アンパイアは責任審判で、必ずしも球審であるとは限りません。

ところで、野球は球だけを追ってプレーしているわけではありません。
野手の連係プレーがあります。

簡単な例としては、3塁走者がホームに突っ込んでくるような時、
ピッチャーは、捕手の後方でカバーすることになりますし、
今回のように3塁に走者が進んでくる場合は、
ピッチャーは3塁カバーに走るわけです。

およそプロ選手であれば、連係プレーはもちろん承知しており、
打球、野手の動き、走者の動き、打者走者を見ながらプレーするわけですが、
桑田くらいのベテランになると、これらはもう体に染みついているというか、
周りの選手の動きもすべて判って動いていると思います。

大リーグと日本プロ野球の違いもあると思いますが、
既に自分の中で調整されてほとんど問題なく動きが取れていることでしょう。

そんなベテランの桑田がなぜ審判とぶつかるようなミスを犯したのでしょうか。

それは審判の動きが日本プロ野球と大リーグで大きく違うからにほかなりません。
素人目には、特に球審の動きが大きいように思います。

今回の審判の動きは桑田から見れば予想外の動きであり、
球審から見ても桑田の動きが予想外であったろうと思います。

互いに予想外でなければああもきれいにぶつかるとは思えません。
周りの動きが身についたベテランだから起こった事故かもしれません。

TVでは軽い衝突のようにも見えましたが、
全く衝突を予想していない上に、大柄の球審に弾き飛ばされた
桑田の方がダメージが大きかったようです。

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