ITニュース、ほか何でもあり。by KGR

ITニュースの解説や感想。その他、気になる話題にもガンガン突っ込む。映画の感想はネタばれあり。

アマチュア無線、バンドプラン改正 本日より施行

2015-01-05 20:03:17 | 趣味
アマチュア無線のバンドプランが改正され、2015/1/5より施行されました。

(バンドプラン:どの周波数帯をどのような形式の電波を発信して良いかの決まり事)

今日以降の通信は新バンドプランに沿って行う必要があります。

主な改正点。(外国との通信のケースを除く)

135kHz帯
 狭帯域のデータ通信の占有周波数帯幅の上限が100Hzから200Hzに拡大

475kHz帯
 472kHzから479kHzが新規にアマチュア無線に割り当て

1.9MHz帯
 狭帯域のデータ通信の占有周波数帯幅の上限が100Hzから200Hzに拡大

3.5MHz帯
 狭帯域データが3520kHz~3535kHzの範囲に変更(5kHz拡大)

3.8MHz帯
 変更なし

7MHz帯
 狭帯域データが7030kHz~7045kHzの範囲に変更(5kHzシフト)
 狭帯域の電話、画像は7045kHz以降に変更(5kHz縮小)

10MHz帯
 変更なし

14MHz帯、18MHz帯、21MHz帯
 国内局との通信に変更なし

24MHz帯
 狭帯域データが24910kHz~24930kHzの範囲に変更(10kHz拡大)

28MHz帯
 国内局との通信に変更なし

50MHz帯
 狭帯域データが50.02MHz~51.00MHzの範囲に変更(10kHz拡大)

144MHz帯
 変更なし

430MHz帯
 変更なし

1200MHz帯
 変更なし

2400MHz帯
 2400MHz~2405MHzで従来の衛星通信に加えEMEが可能

5600MHz帯、10.1GHz帯、10.4GHz帯
変更なし

外国との通信のケースを除く、としたのは
「外国の局との交信に限り交信が可能」とされる電波形式/周波数帯があるから。

バンドプランの図はJARLがpdfで公開しています。
なお、関東総合通信局電波監理部では、新バンドプランの施行に併せて
「周波数等使用区別の移行状況確認等のため、施行の日から約1カ月間、
HF帯以下のアマチュアバンドを重点的に監視する」そうです。
バンドプランの変更を知らずに誤運用している局への注意喚起とのこと。

狭帯域データ:RTTYなどの文字データ通信、SSBを使ったパケット通信

音声通信(電話)はSSBとAMは「狭帯域の電話」FMは「広帯域の電話」

モールス通信(電信)はCWですが、
可聴周波数で変調した電信は、AMなら「狭帯域の電信」FMは「広帯域の電信」

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 今朝の東京スカイツリー、201... | トップ | 2015QSOパーティ、書類提出 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

趣味」カテゴリの最新記事