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全米週末興行ベスト10  2016/8/26-8/28

2016-08-30 21:57:54 | 映画関連
毎週金、土、日の3日間の全米興行収入のベスト10です。

今週はホラーの 「ドント・ブリーズ」が、初登場1位。

1. Don't Breathe
2. Suicide Squad
3. Kubo and the Two Strings
4. Sausage Party
5. Mechanic: Resurrection

6. Pete's Dragon
7. War Dogs
8. Bad Moms
9. Jason Bourne
10. Ben-Hur

***

11. The Secret Life of Pets
**
13. Florence Foster Jenkins

***

私の独断による「見たい度」を×、★、★★、★★★の4段階で記載。

1.Don't Breathe (×)

初登場1位。2640万ドル。
10M$と邦画で言えば結構な製作費ですが、
ハリウッドじゃ低予算映画の部類でしょう。

ホラーですね。
ロッキーはボーイフレンドとその友達と3人で盲目の金持ちの家に泥棒に入る。
しかし、あっさりばれて友達は持っていた銃を奪われて撃ち殺される。
逃げるロッキーとボーイフレンド。
途中で別の死体も発見し、盲目の男が連続殺人犯だとわかるが、
暗闇は盲目の男の方が一枚上手。

日本公開未定。



2.Suicide Squad (★)

1位から2位にダウン。
4割減って1220万ドル。累計は2億8300万ドル。
最終は3億ドルぎりぎりか。

ウィル・スミス、マーゴット・ロビー、ジャレッド・レト。
スクワッドは軍隊用語でいえば「分隊」、チーム、仲間などの意味もある。

「スーサイド・スクワッド」2016/9/10(WB)



3.Kubo and the Two Strings (★★)

4位から3位にアップしたものの、興収は4割減って780万ドル。
累計2480万ドル。

ストップモーションアニメ。
製作は、「コラライン」「パラノーマン」「ボックストロールズ」などの
ライカ・エンターテインメント。
父の死の謎を追う少年「クボ」とカブトムシの精霊と猿。
シャーリーズ・セロン、マシュー・マコノヒー、レイフ・ファインズなど
錚々たるメンバーが声を担当。

日本公開未定。




4.Sausage Party (★★)

2位から4位にダウン。
半分の750万ドル。累計7980万ドル。

製作費は3DCGアニメにしては安い19M$。
スーパーの棚の食品たちは、みんな買われて家に行くことを望んでいる。
でも、台所でその真実を知ることになる。
食べられる運命にあると知った食品たちが脱走するというアニメ。

日本公開未定。



5.Mechanic: Resurrection (★★)

初登場5位。
740万ドル。

ジエイソン・ステイサム、ジェシカ・アルバ。
「メカニック」の続編。
前作は、チャールズ・ブロンソンで映画化されたこともある名作で、
事故に見せかけた殺人で生計を立てているアーサー・ビショップは、
恩人を殺す依頼を実行し、その息子を2代目として育てるが、最後に対決となる話。

今度は先輩からの依頼で3人を始末するが、
最後に自分も始末される計画だったと知る、てな話。

しかし、邦題は何とかならんか。
resurrectionは復活だが、単なる復活というより、
キリストの復活などの際に使われる語のようだ。

「メカニック:ワールド・ミッション」2016/9/24(Showgate)



6.Pete's Dragon (★)

5位から6位にダウン。
1/3減って740万ドル。累計5480万ドル。
5位とは15k$ほどの僅差。

1977年版「ピートとドラゴン」のリメイク版。
オリジナルのドラゴンはアニメだが、こちらはCG。
ブライス・ダラス・ハワード、ロバート・レッドフォード、カール・アーバン。
ピート役はオークス・フェグリー。

「ピートとドラゴン」2016/冬(Disney)



7.War Dogs (★★)

3位から7位にダウン。
半分以下の700万ドル。累計2750万ドル。

ジョナ・ヒル、マイルズ・テラー。
実話に基づく。アフガンに大量に武器を輸出することで一攫千金を狙う若者。
マイルズ・テラーはリブート版「F4」のミスター・ファンタスティック。
「セッション」(Whiplash)は高評価だが、JKシモンズに注目が集まりすぎて、
マイルズ・テラーはやや影が薄い。

「ワー・ドッグ」(邦題/公開時期未定)(WB)



8.Bad Moms (×)

8位キープ。
3割減って550万ドル。累計8560万ドル。

ミラ・クーニス、クリステン・ベル、ジェイダ・ピンケット・スミス。
PTAの古参と新参ママの争い。

日本公開未定。



9.Jason Bourne (★★★)

8位から9位にダウン。
4割減の510万ドル。累計は1億4920万ドル。

およそ10年ぶりのマット・デーモンのジェイソン・ボーン。
「全て思い出したからって、全て知っていることにはならない」

「ジェイソン・ボーン」2016/10/7(東宝東和)



10.Ben-Hur(★★)

6位から10位にダウン
6割減って450万ドル。

累計1950万ドルと膨大な製作費の1億ドル回収はもちろん無理。
開き始めた海外も散々で、普通の会社ならけが人が出るレベル。

1959年、チャールトン・ヘストン主演で大ヒットした「ベン・ハー」のリメイク。
ベン・ハー自体の映画化は、1907年、1925年にも行われ、今回が4度目となる。
どの程度、1959年版に近いかは不明だが、もし同じ展開だとすると、
「ローマ時代のスペクタクル活劇」+「イエスキリストの受難と奇跡」の物語だ。

「ベン・ハー」2017/1/13(東和ピクチャーズ)

*** 今週ベスト10圏外に落ちた作品 ***

11.The Secret Life of Pets (★)

9位から11位にダウン。
1/3減って380万ドル、累計は3億5330万ドル。

飼い主が留守の間にペットたちがやりたい放題。

「ペット」2016/8/11(東宝東和)

**

13.Florence Foster Jenkins (★)

10位から13位にダウン。
1/3減って290万ドル。累計1980万ドル。

メリル・ストリープ、ヒュー・グラント。
金持ち夫人で、人前で歌うのが大好き、だけど決定的な音痴。
誰も指摘ができず、ついに本格的なコンサートを開くことに。
ん、どこかで聞いたような。そうそう「偉大なるマルゴリット」そっくり。
フランス映画のハリウッドリメイクかと思いきや、
あちらが「フローレンス・フォスター・ジェンキンス」をモチーフにした創作。
そう、フローレンス・フォスター・ジェンキンスこそ実在する歌唱力が決定的に無く、
かつその公演は大人気を博し、最後にはカーネギーホールでの公演を行った伝説の歌手なのだ。

「フローレンス・フォスター・ジェンキンス」2016/12(GAGA)
 

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