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ITニュース、ほか何でもあり。by KGR

ITニュースの解説や感想。その他、気になる話題にもガンガン突っ込む。映画の感想はネタばれあり。

地震後、携帯が使えないのは困る

2005-07-25 17:28:38 | IT
震度5強の地震により携帯で長時間の発信規制,メールも対象に

ネットワークはデジタル化されているだろうから、通信の帯域自体は余裕があると思うが、
回線数(要は接続の口、アクセスポイントと言ってもいいかも)が足りないのだろう。

しかし、通信(メールも)の8割以上が規制になるとは、
事実上、携帯電話が使い物にならないと言うことではないのか。

阪神淡路のときはまだ台数も少なかったし、固定電話全滅の中で携帯が大活躍した。
民主党の枝野議員が現地から携帯で支援を要請した話はいまだ記憶に新しい。
まあ、このときは時の首相村山富一の無策で枝野氏の叫びは虚しい遠吠えになったのだが、
あの震災が携帯電話普及の一因になったと言われる。

しかし、台風、地震、洪水、その他の自然災害の他、
大勢が関係する事件事故、
例えば、地下鉄サリン事件、JR福知山線脱線衝突事故のような事件事故、
火災や爆発、今後懸念されるテロなど、
家族、知人、友人の安否を確認したい事案は数限りなくあるのに、
携帯が使えないとなったらどうやって連絡すればいいの。

電話さえかかれば、伝言ダイヤルなどの手段もあることにはあるが、
目的外使用で占領されてしまっているようだし、通信の秘密が守れない。

固定電話に比べ、公衆電話の発信規制は少ないはずだが、その台数は減る一方。

こうなったらまだ数の少ない通信手段も確保しておく必要があるかも知れない。

新しいものでは無線IP電話。
しかし、アクセスポイントが少なすぎるし、耐災性などは実証されていない。

古いものでは、アマチュア無線。
しかし、双方にアマチュア無線の資格がいるし、いつも持ち歩くには機器が大きい。
また、ビル街や地下は苦手だ。
利点としては、P2Pでなくブロードキャストなので1対多で救援を呼べる。

いずれにしても、通信がすでに欠かすことのできないライフラインの一つになっているので、
e-Japan戦略本部などにもトラフィックやアクセスポイントの確保拡充を
真剣に考えていただきたいものだ。




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